【受付開始!】2027新卒採用 早期選考

D4cプレミアムには、数学・経済学・生物学など多様な専攻分野と、マーケティング・金融・教育などさまざまな業界での実務経験を持つメンバーが在籍しています。こうした多種多様なバックグラウンドを活かし、幅広い分野でデータ活用の支援を行っています。

今回は第一線で働く3名のデータサイエンティストが集まり、日々の仕事ややりがい、スキルの活かし方について語り合いました。「どんな経験が活かせるの?」「実際にどんな技術を使っているの?」など、当事者の声を通して、データサイエンティストとして働くリアルをお届けします。

データサイエンティストに興味のある方にとって、自分の経験やスキルをどう活かせるのか、未来の働き方を想像するヒントになればと思います。

ー参加者プロフィール

佐藤さん:
・最終学歴:学部卒(数学専攻)
・年次:キャリア入社3年目
・前職経験:公立中学校での数学教員
・現在担当している業種:ヘルスケア

萩原さん:
・最終学歴:修士(数学専攻)
・年次:新卒入社3年目
・研究テーマ:オーストラリア近海の台風発生予測モデルの作成
・現在担当している業種:マーケティング関連

上甲(本記事の執筆者):
・最終学歴:博士(分子生物学専攻)
・年次:新卒入社3年目
・研究テーマ:毛髪の再生メカニズムの研究
・現在担当している業種:ヘルスケア

※2025年6月記事作成時の情報です

ーこの記事のターゲット
・データサイエンティストがどのような仕事か知りたいという方
・データサイエンティストになりたいが現状のスキルに不安を抱えている方
・D4cプレミアムでの働き方を知りたいという方

入社前の経験がキャリアにどう活きているか

皆さんそれぞれ異なるバックグラウンドをお持ちですが、学生時代や前職のどんな経験がデータサイエンティストとしての仕事に活きていると感じますか。

佐藤さん:私は大学で理学部数学科で学んだ経験があり、そのときに培った数学的な思考と論理的なアプローチは役立っていると感じます。また、教員時代に生徒のつまずきや理解しにくい点を考えながら授業をしていた経験があり、現在の業務の中でプレゼン資料を作成する際にこの経験が活きていると感じています。

萩原さん:修士課程でオーストラリア近海の台風発生予測モデルの作成に取り組んでいたので、その際に得たモデリングや分析の知識が現在の業務にも活きています。現在は、Webアクセスログを用いた購買確度予測や自然言語処理による顧客の行動分析など、幅広いタスクを担当しています。モデルの構築方法など大学時代に学んだことを活かせるのは嬉しいです。

上甲:博士課程で毛髪の再生メカニズムを研究し、マウスや細胞を使ったウェットな実験をメインに行っていました。学生時代は仮説を立てて実験をして結果に対する考察をすることを繰り返していたので、その中で培った論理的な思考方法がデータサイエンティストの仕事に役立っています。

専門も経験も異なる3名が、それぞれの背景を活かしてキャリアを築いている姿からは、データサイエンティストに求められるのは「特定の学歴」よりも「思考力や応用力」であることが伝わってきます。

普段の業務

当社ではマーケティング・金融・ライフサイエンスなど、さまざまな分野でデータ分析支援を行っています。皆さんも、それぞれ異なる業界でご活躍中だと思いますが、日頃どのような業務に取り組んでいますか。

佐藤さん:現在はSASを用いたデータの集計や可視化を行い、資料の作成などを担当しています。数千万〜数億レコードに及ぶ大規模データを扱うこともあり、集計・加工処理を自動化・効率化することに注力しています。また、資料作成に関しては、単にデータを集計するだけでなく一目で本質が伝わるよう視覚的にデザインすることも意識しています。

萩原さん:PythonとSQLを使い、Webサイトのアクセスログを分析しています。また、自然言語処理の技術を使ってアンケートのフリーアンサー項目を分析し、売上に影響を与える要因を抽出するなど、多岐にわたるプロジェクトに携わっています。また、クラウドサービスを活用してデータマートの構築やダッシュボードの作成にも取り組んでいます。

上甲:以前の案件では特定の取引に関する動向や、特定のアクションの発生有無を予測する機械学習モデルの構築・運用を行っておりました。現在はリアルワールドデータを用いた集計・分析を行っています。どちらも機械学習や数理最適化の技術を活用し、クライアントの業務改善をサポートすることが主な業務です。

活躍する業界や使う技術はさまざまですが、共通しているのは「課題解決に向き合う姿勢」と「技術を手段として活かす力」。D4cプレミアムでは、一人ひとりが専門性を武器に、現場で実践的な価値を提供しています。

技術や知識の獲得方法

データサイエンティストとして業務を遂行する中で、新しい技術やツールの導入が求められることがあると思います。みなさんはスキルや技術を習得する際にどのように情報を収集しているのでしょうか。

佐藤さん:資格試験用のテキストを使用して自己学習を進めており、具体的な業務に必要なスキルをその都度身に付けています。今後はAWSやGCPなど、クラウド技術の知識も習得したいと考えています。

萩原さん:Udemyや書籍を活用した自己学習に加え、社内の定例ミーティングで他のメンバーと情報共有を行っています。幅広い案件に携わるため、その都度必要な知識を調査し、身に付けていくことが求められます。

上甲:技術ブログや社内アーカイブを活用しながら、自分で調査して知識を深めています。特に、Qiitaなどのブログで最新の技術トレンドを追いかけながら今自分が直面している課題に適応できないか考えることが多いです。
急速に変化する技術トレンドに対応するには、日々の学びが欠かせません。社内外のリソースを活用しながら、自らのスキルを磨いていく姿勢が、3名に共通しています。

やりがいと今後の展望

D4cプレミアムでデータサイエンティストとして働くことへのやりがい、今後取り組んでみたいことを教えてください。

佐藤さん:日々新しいスキルを学び、それが自分の成長や仕事の成果につながることに大きなやりがいを感じています。プログラミングスキルが上がることで、業務の幅が広がるなど、自らのスキル向上が日々の業務のやりがいにつながっています。自分の成長がダイレクトに結果に現れるところがこの仕事の魅力です。今後はクラウド技術の知識を深め、さらなるスキルアップを目指しています。

萩原さん:データ基盤の構築から、Webログや自然言語処理を用いた分析まで、幅広い業務に取り組める点にやりがいを感じています。特に、次々と出てくる新しい課題を『どうやって解決しようか』と考えるプロセスそのものが、この仕事の面白さだと感じます。将来的にはこの経験を活かし、金融やマーケティング分野のデータ分析にも挑戦して、自身の分析の引き出しを増やしていきたいです。

上甲:常に新しい技術に触れながら、お客様の業務改善を支援できるところが魅力です。現在はリアルワールドデータを用いた分析業務に携わっていますが、今後はこういったデータの活用戦略そのものを立案・実行し、データに基づいたお客様の事業成長を主導できる人材を目指したいです。
日々の成長実感や、挑戦の幅が広がることにやりがいを感じているメンバーたち。D4cプレミアムでは、一人ひとりが自分らしいキャリアを描きながら、データの力で社会やビジネスに貢献しています。

 

おわりに

今回の座談会では、バックグラウンドもキャリアの入口も異なる3名のデータサイエンティストが、それぞれの強みを活かして業務に取り組み、日々成長し続けている様子が語られました。
データサイエンティストは、バックグラウンドに縛られず道を切り拓くことができます。実際に現場で活躍しているメンバーの言葉からも、異なる視点や専門性がチームの力になっていることが伝わってきました。

D4cプレミアムには、そんな個々の強みを尊重しながら、成長を後押しする環境が整っています。未経験からでも、挑戦を続けられる姿勢があれば、確実にスキルを身につけ、自分らしいキャリアを築いていくことができます。

「自分の経験は活かせるだろうか」「今からでも間に合うだろうか」そんな不安を感じている方にこそ、私たちの働き方や考え方に触れていただけたら嬉しいです。

(書き手:上甲)

株式会社D4cプレミアムでは、国内外の大学および大学院に在学中で、データサイエンティストに興味をお持ちの学生さんに向け「1dayインターン」を開催しています。

1dayインターンでは、「データから何が読み取れるのか」「そのデータからどんなおもしろい提案ができるか」を各自で考えるワークを通じ、データサイエンティストという職業の魅力を知ることができます。もちろんデータ分析が未経験の方も大歓迎!オンライン開催ですので、ぜひご自宅からお気軽にご参加ください。

D4cプレミアムの1dayインターンはこんな方におすすめ

・データサイエンスに興味があるが、何から始めたらいいか迷っている
・データサイエンティストという職種、業務への理解を深めたい
・就活前に「業界・職種のリアル」を知りたい
・論理的に考える力や仮説思考を試してみたい
・社員と直接話してみたい

1dayインターンの実施内容

2024年の実施内容をご紹介します。
開催時間は、休憩も含めて約2時間半を予定しております。

1.レクチャー「データサイエンスとは」
2.グループワーク
3.グループワーク発表(リーダー)
4.講師から解説・総評
5.質疑応答
6.プロジェクト紹介・会社説明
7.座談会

当日の講師は当社で活躍中のデータサイエンティストが務めます。座談会も、実際にデータサイエンティストとして働くメンバーの生の声が聞ける貴重なチャンスです。

 

1dayインターンの様子

2024年に実施した、1dayインターンの様子をご紹介します。

◆グループワーク

1dayインターンは、データサイエンティストの業務のうち「分析後の結果解釈から提示まで」を実際に行っていただくプログラムです。
今回はあるテーマに基づいたlooker studioの分析結果を確認し、「自身がこのお客様の担当者だった場合、どのような提案をすべきか?」というのを個人ワーク・グループディスカッションを経て、グループで一つの意見にまとめて発表していただきます。

グループディスカッションと発表:データから提案へ
グループワークでは、データサイエンティストの業務のうち「分析後の結果解釈から提示まで」を実際に行っていただきます。looker studioを使用した個人ワークを経て、グループで考えをまとめた後、最後には全体に対して発表していただきます。

(画像はイメージです)

ワーク開始後すぐは皆さん緊張した面持ちでしたが、ブレイクアウトルームに分かれディスカッションが始まると、意見が活発に飛び交い盛り上がっていきました。

限られた時間で、データから示唆を導き出すのはなかなか難しいです。このワークには、項目が何を示しているのかを理解する力、分析結果を読み取る力、そしてお客様に納得いただくにそれらをどう生かせばいいかを考える力など、様々なスキルが試されます。ですがデータサイエンティストが日々業務の中で求められる事を、実際に経験できるまたとない機会として、皆さん頭を抱えながらも楽しんで進められていました。

この回では4グループに分かれグループディスカッションをし、最後に代表としてそれぞれのリーダーに発表いただきました。どのグループもデータを深く読み込み、そこから得られた示唆をもとに具体的な提案までまとめ上げており、その分析力と提案力には目を見張るものがありました。

データサイエンティストからのフィードバックと専門的視点
発表後には講師を務めデータサイエンティストから、各グループへフィードバック、そして「同じ分析結果を与えられた場合、現役のデータサイエンティストはどのような示唆をするか?」といった解説を行いました。その解説を受け、学生の皆さんからさらに活発な議論が交わされました。

この体験が、学生の皆さんのデータ分析への理解を深め、今後の学習に繋がることを願っています。

◆会社説明

グループワーク後は、会社説明の時間をいただきました。


(画像はイメージです)

登壇するメンバーがどのようなプロジェクトに従事しているか、過去の事例等もお話します。実際に弊社へ入社した場合、どのようなプロジェクトに携われる可能性があるのか、またデータサイエンティストとしてのキャリアパスについてもイメージいただけると思います。

◆座談会

3~4人の学生に対し弊社メンバー1、2名がつき、ブレイクアウトルームにてグループに分かれお話しました。少人数だからこそ、大勢の前では聞きにくいような質問も続出し大変盛り上がりました!

「D4cプレミアムに入社した理由は?」「実際の業務のやりがいは?」「どんな資格を取ったのか」や、「D4cプレミアムのいいところ、反対にもっとこうなればいいと思うところは?」「福利厚生で足りないと思うことは?」など、会社の雰囲気や働き方に関する本音の質問も多く、弊社メンバーもざっくばらんに回答。学生の皆さんにとっては、普段の企業説明会ではなかなか聞けないような、とても有意義な時間になったのではないかと思います。

 

参加者の感想

2024年の開催分へご参加された皆様からいただいたアンケートの一部をご紹介します。

■グループワーク

・実際にデータから知見を得ることを体験できて良かった。
・限られた時間だったがデータサイエンティストという仕事のイメージが鮮明になった。
・多くのデータからどの部分に着目し対策を練るのかを話し合い、様々な視点で検討でき、大変貴重な機会になった。
・可視化された情報から知見を考えるグループワークが印象深く、時間があればもっとじっくり考えたかった。
・データ活用のワークで多くの意見を聞くことができて勉強になりました。

■座談会

・社員との座談会の際、就職活動のアドバイスをいただけたのが有益だった。
・座談会から楽しく働いている雰囲気が伝わってきて印象的でした。
・結構答えづらい質問も答えてくださったので印象深く、これからの就職活動に活かしていこうと思いました。
・今回の講師は心理学の修士号まで取った方が担当してくださり、心理学の勉強がどのように活かされているか、などのお話しを聞くことが出来、とても勉強になりました。
・データ分析に興味のある方々の話を聞くことができ、面白かったです。Kaggleに参加している方もいたため、もっと話を聞いてみたいと思いました。
・入社後の研修や一日の業務の流れ、社内の雰囲気を教えてもらったため入社後のイメージがつきやすかった。

おわりに

D4cプレミアムでは、今回ご紹介したようにオンラインで行う「1day体験」や、Python等を使用し分析から提案までの一連の業務をオフィスで体験いただく「5daysデータサイエンティスト仕事体験」を開催しております。

「データサイエンティストってどんな仕事だろう?」「自分に合っているかな?」そんな疑問を解消し、皆さんの可能性を広げるため、D4cプレミアムのインターンをぜひ積極的にご活用ください!皆さんのエントリーを心よりお待ちしています。

株式会社D4cプレミアムでは、毎年夏~秋、国内外の大学および大学院に在学中でデータサイエンティストに興味をお持ちの学生を対象に、5日間のインターンを開催しています。

D4cプレミアムの5daysインターンはこんな方におすすめ

・データサイエンスを学び始めたばかりの方
・分析だけでなく、ビジネス応用にも関心がある方
・チームで課題解決に取り組みたい方
・他の学生とスキルを高め合いたい方

応募・選考の流れ

D4cプレミアムの5daysインターンにご興味を持っていただいた方は、各種求人サイトやD4cプレミアムの採用情報ページからご案内しているGoogleフォームにご入力ください。

このフォームがエントリーシートとなっており、お名前・大学名などの基本情報に加えて「データサイエンスに対する興味・関心」についてもご記入いただきます。

ご入力内容をもとに書類選考を行い、通過された方には採用担当とのオンライン面接をご案内します。
面接を通過されますとインターンへの参加が決定します!後日、当日のスケジュールや準備事項などを詳しくご案内します。

参加決定から当日まで、不明点がありましたら採用担当がしっかりフォローいたしますのでご安心ください。
※今年度の5daysインターンの募集は締め切りました。

実践型インターン実施内容

データサイエンスの事例や一般的な解析手法、どのようなプロジェクトで何を求められるのかなどのインプットを行った後、プログラミングを駆使して本番に近いデータの加工・解析といった実践を行い、作成したレポートをプレゼンしていただきます。もちろん事前レクチャーがありますので、プログラミング初心者の方もご安心ください。

参考に、昨年2024年の実施内容をご紹介します。


▽1日目
・オリエンテーション
・自己紹介
・講義(データサイエンス概論、本インターンのアウトプット説明)
・個人ワーク(研修用モデルケースのデータ確認~分析)

▽2日目
・講義(探索的データ分析の基礎)
・個人ワーク(データ分析)

▽3日目
・個人ワーク
・講義(データサイエンスによる企業の意思決定)

▽4日目
・グループワーク(3日目までの個人ワークの結果を持ち寄りグループディスカッション)
・講義(データサイエンスにおけるプレゼンテーション)

▽5日目
・グループワーク~グループ発表
・講評
・学生のみなさんからコメント発表
・会社説明等
・懇親会


D4cプレミアムのインターンシップでは、活躍中の現役データサイエンティストが講師として登壇します。講義中に疑問に思ったことはもちろん、お昼休憩時間には気軽に話せるチャンスも! 実際のプロジェクトに携わるメンバーの生の声を聞ける、またとない機会です。

さらに、インターン最終日の懇親会には、講師陣だけでなく、若手のデータサイエンティストも参加します。キャリアのこと、仕事のやりがい、会社のことなど、気になることを直接聞ける絶好のチャンスです。

この5日間で、データサイエンティストとしてのキャリアを具体的にイメージし、あなたの未来に役立つヒントをたくさん見つけてください! きっと、あなたのデータサイエンティストへの一歩を力強く後押ししてくれるはずです。

※今年度の5daysインターンの募集は締め切りました。

 

5daysインターンの様子

2024年に開催した5daysインターンの様子を画像でご紹介します。

◆グループワーク

インターンに参加される学生の皆さんはほぼ初対面の状態からスタートしますが、5日間みっちりコミュニケーションをとることで仲間意識が生まれます。

 

◆お昼休憩

ランチタイムにはお弁当をご用意しています。データサイエンティストとして活躍中のメンバーも同席しますので、進路のことやお仕事を決める上で気になっていることなどをぜひ質問してみてください。

◆最終日のプレゼン発表

5日間取り組んできた成果の集大成を、最終日には全員の前で発表していただきます。緊張した様子が伝わってきましたが、それぞれ工夫が凝らされた素晴らしいプレゼンテーションでした。

◆講師からの講評

講評ではグループごと作成いただいたプレゼンについてそれぞれ「どこが良かったか」「どのようにするとさらに良いか」という話や、それぞれのグループからの質問を受けていましたが、他グループの公表時も含めて皆さま真剣にメモを取りながら聞いていました。

プレゼンテーション後には講評として、グループごとに詳細なフィードバックを行いました。

各グループの発表に対し「どこが特に優れていたか」そして「さらに発展させるためにはどうすれば良いか」という、具体的な視点からのアドバイスを共有し、皆さんからいただいた質問にも一つひとつ丁寧にお答えしました。

この講評を行っている間、皆さんが真剣な眼差しでメモを取りながら熱心に耳を傾けていたのがとても印象的でした。自分たちグループへのフィードバックだけでなく、お互いの発表から積極的に学びを得て、次へと活かそうとする皆さんの真摯な姿勢が伺えました。

※今年度の5daysインターンの募集は締め切りました。

 

参加者の感想

2024年に5daysインターンへご参加いただいた皆様へのアンケートでは、参加者のほぼ全員が「満足した」「楽しめた」と回答してくださいました。
この結果は、
5daysインターンを通しデータサイエンティストという仕事の面白さや、実践的な学びを皆様にご提供できたことを示していると大変嬉しく思います。

アンケートでいただいたコメントを紹介します。

・学術用のデータと商用データで取扱い方が異なるといったことや、対象者が誰なのかを意識したプレゼンの仕方など、学校では勉強できない実務的な観点を学べて大変有益だった。
・データサイエンティスト職が社会を良くしていくということが実感でき、素晴らしいと感じた。
・グループワークでは、同じデータを扱っているのにすべてのグループで異なる発表結果となった。同じデータを分析しているのに人によって分析の方法や視点、考えるプロセスや計算方法などが異なり新たな知見を得ることができた。
・データ分析の能力だけでなく顧客の業務知識、顧客のビジネスモデルを理解するビジネススキルも重要であるといった点が大きな気づきとなった。
・データ分析を行う上での技術面だけでなく、プレゼンの仕方など実務で役に立つことまで教えて頂き非常に実りのある5日間だった。
・フィードバックが的確でこの企業で成長したいと思えるインターンだった。お互いに学び合えるような環境で相談しやすかった。
・短期では実感しにくいようなコミュニケーションの重要性や、データサイエンスの詳細等を学ぶことができた。また、自分自身からは思い付かないような発想や提案を他の参加者や講師の方から学ぶことができ非常に有意義な時間となった。

 

おわりに

人生において大切な、ひとつの選択を控えた学生の皆さん。
この時期に大切なのは、より多くの選択肢を持ち、自分の可能性を広げることです。

D4cプレミアムの5daysインターンシップに参加し、その後入社を決めたメンバーからは、「就職活動を行う上で、視野が広がった」「インターンに参加して初めて、仲間と分析について語れる楽しさを知った」といったうれしいお声がありました。

就職活動を始める前に企業のインターンへ参加することは、学生の皆様にとって選択肢の広がるとても貴重な機会だと思います。ぜひこの機会を活用し、より充実した就職活動を行ってくださいね!

※今年度の5daysインターンの募集は締め切りました。

 

メンバーにインタビュー!このシリーズでは、若手からシニアの様々なメンバーに、データサイエンティストになろうと思った経緯やD4cプレミアム/データフォーシーズとの出会い・印象に残っているプロジェクトなどについてお届けします!

今回お話を伺うのは、2019年に新卒採用で入社された橘さん。現在は親会社のデータフォーシーズに所属し、データサイエンス分野のスペシャリストである「マイスター」としても活躍されています。

自己紹介

ー まずはじめに、D4cに入社した経緯を教えていただけますか?橘さんは新卒入社でいらっしゃいますよね?

はい、2019年に新卒で入社しました。大学では工学部精密工学科で修士課程を終え、博士課程に進んだのですが、徐々にアカデミックの世界に違和感を覚え、ある時、就職を決意しました。そんな時大学で行われた企業説明会でたまたまD4cの話を聞き、統計やプログラミングはかじったことがある程度だったんですが、データサイエンスって面白そう!と感じて応募したのがきっかけです。

ーなるほど、現在はどんな業務を担当されていますか?

入社7年目となり、現在は主に飲食業界のお客様のプロジェクトリーダーを務めています。リーダーとして全体を統括しながらも、自ら手を動かし実務も行っています。2年以上同じお客様のプロジェクトに携わっており、マーケティング施策や店舗オペレーション改善のためのデータの可視化、AIを活用した分析・解析など、業務範囲は多岐にわたります。様々な部署の方と連携しながらプロジェクトを進めています。

ー大変なことや苦労してることなどはありますか?

様々な部署の方から多種多様な依頼をいただくことに最初は慣れず、苦労しました。しかし今では、一つ一つできる限り丁寧にかつスピーディーに対応することを心がけ、またその積み重ねが信頼関係を築く上で重要だという気づきを得ることができました。

もともと自分は一つのことをじっくり集中してやっていくことが得意なタイプではあるんですが、今では大概のことでは動じない精神力とマルチタスクをこなす力が鍛えられました。

マイスターとしての活動

ー 橘さんといえば、弊社独自の役職である『マイスター』としても活動されていますよね。マイスターについて詳しく教えていただけますでしょうか?

はい。一般的な企業では、キャリアパスとして管理職を目指す道がイメージされると思いますが、弊社には、それとは別にデータサイエンスの専門性を深め、技術的な側面から会社に貢献する「テクニカル系役職:Meister(マイスター)・Professor(プロフェッサー)」職というキャリアパスもあります。

私は現在マイスターとして、主に社内メンバーの技術力向上と、将来的には社外へのブランディング活動に取り組むことをミッションとしています。現状はマイスタープロフェッサーワーキンググループ(以下WG)での社内向け活動が中心ですが、インターンシップの講師や、大学でのデータサイエンス集中講義など、今後は社外向けの活動も強化していきたいと考えています。

ー なるほど。『マイスタープロフェッサーWG』とはどういったものでしょうか?

もともとマイスターは少数しかおらず、マイスターだけで活動するにはできることが限られてしまうので、ワーキンググループを立ち上げ、他のメンバーにも協力してもらいながら活動しています。
※ワーキンググループについての詳細はこちらの記事もご参照ください。

WGとしての具体的な活動は以下の4つです。


1. MS評価(Multifaced Skills評価)項目の改善提案
MS評価とは弊社の評価制度で、メンバーの「スキル・ナレッジ」面を強化・成長させる目的で設計されています。

当WGでは、毎年MS評価の評価項目が「当社のメンバーとして本当に必要なスキルセット」であるかを確認し、且つより公正な評価となっているかという視点で修正案を作成し、会社に上申していくという活動を行います。

社内の評価制度の修正案を提案していくこと自体、関われる会社って少ないんじゃないかなと思います。会社にもメンバーに対しても影響は大きいので、すごく貴重な作業に関われていると感じますし、とてもやりがいのある作業です。


2. トライアル資格制度の運用
弊社には「会社認定資格制度」があり、認定された資格を取得したメンバーに対し、受験費用の補助とMS評価への加点というメリットを提供しています。
この会社認定資格の種類を拡充することは、メンバーの資格取得意欲を高め、モチベーション向上に繋がると考えています。そのため、私たちは常に資格に関する最新情報を収集し、業務に役立つ新たな資格を積極的に導入する活動を行っており、この一連の取り組みを「トライアル資格制度」と呼んでいます。

今月は「トライアル資格体験会」イベントを開催しました。新しい資格の実際の試験問題に触れながら参加者と一緒に解答し、その後、詳しい解説を行うことで、メンバーが新たな資格取得へ踏み出すきっかけとなることを目指しました。


3. Kaggle報奨制度の利用普及
データサイエンスのコンペティションプラットフォームであるKaggleへの参加をWGとして促進しております。Kaggleに参加することで座学だけでは得られない実践的なスキルや経験が身に付きますので、参加者を増やして浸透させるのが目的です。一定の成績を残すと報奨金も出ますのでどんどん挑戦してもらいたいです。

Kaggle参加促進の一環として、昨年は「データ分析会」というイベントを開催いたしました。これはオンライン形式で参加者に、実際にKaggleで使用されるデータを渡し、その場の短い時間でデータ分析をしてもらいます。参加者に画面共有してもらいながらその分析の様子をマイスターが実況中継し、解説を加えていきます。
「今、〇〇の作業をしていますね」
「あ、ここはこうした方が効果的かもしれませんね」
なんて言いながら解説します。主催側の本人たちも楽しかったのですが、初開催の割に参加してくれたメンバーが思ったよりも多く、参加者からの評判もよかったので、継続していきたいと思っています。Kaggleのコンペティションで実際に使われるデータに触れることができるので、Kaggle参加を躊躇しているメンバーにむけて、よい起爆剤になると考えています。


4. テーマ別ナレッジ作成
こちらは、新人研修後から実務へスムーズに移行できるよう、実践的な課題を用いたナレッジを作成・共有しています。研修と実務ではギャップが生じることが多いので、その対策です。
例えば、実際の案件では研修中には教わらないような「一筋縄では行かない」データを扱うことが多く、それを事前に経験するための課題を、昨年4本リリースいたしました。
これは自分の新人時代に躓いた部分を再現していて、先に失敗を経験しておく大切さなんかも新人メンバーに共有できたらと思っています。


ーマイスター/プロフェッサーWGの活動は高度な専門知識やスキルが求められると同時に、データサイエンティストとして成長したい方にとって非常に魅力的な環境であるとも言えますね。

その通りです。WGの活動を通してメンバーには「自分もマイスターを目指したい!」と感じてもらえると嬉しいですね。マイスター職は、週の稼働時間の一部をマイスター活動に充てることが認められています。常に新しい知識やスキルを習得し、他のメンバーにとって模範となる存在であることが求められるため、自身の成長を強く意識できる環境に身を置くことができます。

ー若いメンバーからも どんどんマイスターを目指す人が増えてほしいですね!

 

社内交流への想い

ー ところで、橘さんが発起メンバーの一員である「ボドゲ会」という社内サークルがあると伺いました。どのようなサークルでしょうか?

これはボードゲームが好きなメンバーが集まって楽しく遊ぶ会です(笑)。コロナをきっかけに社内交流の機会が減ってしまったことがずっと心の中に引っかかっていたんです。特に年次の離れたメンバー間のコミュニケーションが取れてない気がして。金曜日の業務後に会社の会議室で気軽に参加できるような集まりを1年前にやり始めました。
今まで4回ほど開催したのですが、新卒メンバーから、ベテランの先輩までたくさん参加してくださって、コミュニケーションの活性化としてかなり効果があったと思います。特に若手メンバーにとってはかなりいい機会になったんじゃないかと思います。気軽に頼れる先輩や仲間が増えると業務においても心強いものですから。今後も定期的に開催していきたいと思います。

ー ゲームを通じて自然とコミュニケーションが生まれるのは良いですね。
ボードゲーム以外の趣味はありますか?

十数年前から将棋にハマり、勉強して段位も取りました。今は休日に行きつけの将棋クラブに行き、常連と指すくらいに落ち着いています。今、社内にはあまり「将棋好き」メンバーがいないので、もしそういう人が現れたら、ぜひ対局したいですね!

ーいいですね。今の若い世代のメンバーを見ていて何かアドバイスはありますか?

そうですね、D4cには「みんなで成長していこう」という強い風土があり、先輩たちは質問に対して親身になって教えてくれます。聞かれることを喜んでくれる人が多いので、遠慮せずにどんどん質問してほしいですね。

あとは、自分のやりたいこと、なりたい姿をどんどんアピールしてほしいと思います。個々の意向を尊重し、やりたいことをサポートしてくれる社風もあります。年4回あるノウハウプレゼン大会や朝礼など、自己表現できる場をうまく活用してアピールしてほしいです。


 

データサイエンティストを目指すあなたへ

ー D4cで活躍してるデータサイエンティストはどんな方が多いのでしょうか?

データ分析や解析というのは、お客様の課題解決のための手段であり、目的ではありません。そのため、お客様が抱える課題を丁寧に聞き出し、その本質を理解するためのコミュニケーション能力や、ビジネス全体を見通すビジネススキルが非常に重要になります。こうした背景から、優れた分析能力や思考力(いわゆる「地頭の良さ」)はもちろん、それらの能力と高いコミュニケーションスキルを活かして、お客様の課題解決に真摯に取り組める方が私たちのチームで多く活躍しています。

さらに、特定の分野に限定されることなく、未知の領域にも果敢にチャレンジし、新しい知識やスキルを積極的に吸収していこうとする旺盛な知的好奇心と学習意欲をお持ちの方にとって、当社の環境は刺激的で、大きな成長を実感できる場所になると思います。それができるデータサイエンティストはどんどん活躍の場を広げて飛躍しています。

ーありがとうございます。最後にデータサイエンティストを目指す方にメッセージをお願いします。

私も入社前は、データサイエンティストに華やかでスマートなイメージを持っていましたが、実際は地道な作業の積み重ねです。ぜひそこは知っておいてほしいです。ただ、そんな緻密な作業を積み重ねることでデータから有益な結論を導き出し、お客様の課題解決に貢献できたときは、大きなやりがいを感じられます。
もしデータサイエンスに興味があるのであれば、ぜひ経験未経験を問わず、挑戦してほしいと思います。

加えて言うと、現代には便利な分析ツールもすでに多く存在していますが、弊社データサイエンティスト達は「どんなデータを、どの手法で分析するのか」という本質的な部分から考察し、データから正しい解釈を導き出し、そして実現可能な課題解決策の提案を行っていくという非常にプロフェッショナルな業務にあたっています。

そんなプロフェッショナルなデータサイエンティストとして成長したいという熱意のある方と、是非一緒に働きたいですね。

 

ーデータサイエンティストとしての専門性を追求し、社内外への貢献を目指すマイスターとして活躍されている橘さん。その冷静かつ情熱的な語り口から、データサイエンスと若手育成への深い愛情が感じられるインタビューでした。これから益々のご活躍を期待しております。たくさんのお話をありがとうございました!

(書き手、撮影:安倍)

2025年3月、株式会社D4cプレミアムのメンバーが、一般社団法人金融データ活用推進協会と金融庁が共催する「第3回金融データ活用チャレンジ」において「精度部門」で10位入賞いたしました。


△授与された賞状。とても誇らしいです!

本コンペティションは、1,544名(うち金融機関勤務者601名)が参加した金融業界最大のデータ分析コンペティションであり、今回は「生成AIを活用した資産運用アドバイス」をテーマに、高度なデータ分析力と斬新なアイデアが競われました。

今回の「金融データ活用チャレンジ」での入賞は、個々の技術者としての成長はもとより、ひいては会社の技術力向上、そしてブランドイメージの向上にも大きく貢献いただく素晴らしい成果となりました。


△受賞式当日の皆さん。晴れやかな笑顔が印象的です。

この多大なる貢献に感謝の意を表し、社内にて特別褒章を授与いたしました。社内に向けた、メンバーの登壇コメント一部をご紹介いたします。


▽坂田さん

今回のコンペは生成AIを使い、RAGを構築してみようという内容でした。
使用するツール・LLMの選定から始まり、データベースからの検索・回答手法やプロンプトエンジニアリング、パラメータ調整などを3人で役割分担して実施していきました。
今回のコンペに出場するにあたり生成AIについて粘り強く学び、このような素晴らしい賞を受賞することができ嬉しく思います。中長期的な視点で、会社の力になれるよう貢献していきたく思っています。

▽青木さん

新しい技術を身につけたいと思いコンペに挑戦しました。メンバーと取り組んだことで良い刺激を受け、モチベーション高く多くのことを学ばせていただきました。表彰式当日は外部のデータサイエンティストの皆さんを目の当たりにし、自分自身の技術をもっと高めていきたいという気持ちにもなりました。また、「D4c」として表彰いただき会社の発信にもつながったことを嬉しく思います。今後もコンペ参加や、自身の自主的な活動にもつなげていきます!

▽谷口さん

私はRAGシステムの設計とコーディングを担当いたしました。最初に構築したシステムは精度が低かったのですが、諦めずに学習と試行錯誤を重ねる中で、少しずつ精度を向上させることができました。そして最終的には入賞という結果をいただくことができました。諦めずに継続すること、そして最後まで粘り強く取り組むことの重要性を改めて感じています。今回の経験を今後の業務にも活かし、データ利活用に貢献していきたいと考えております。

受賞者の皆さん、誠におめでとうございます!

 

▽FDUAプレスリリースはこちら
【結果発表】金融業界最大のデータ分析コンペティション「(金融庁共催)第3回金融データ活用チャレンジ」表彰式の開催F

▽表彰式の動画はこちら(金融データ活用推進協会(FDUA)の公式Youtubeチャンネルより)
【ダイジェスト】2025年3月7日 <金融庁共催>第3回金融データ活用チャレンジ表彰式

▽D4cプレミアム公式サイト NEWS
弊社メンバーの外部コンペティション入賞のお知らせ

データサイエンティストという職業は、ビジネス知識・ITスキル・解析ノウハウ、そのすべてを高いレベルで求められます。ただ、必要なのはそれだけではなく、お客様はもちろんチームを組む外部業者様、また社内のメンバーと円滑なコミュニケーションで業務を滞りなく進めていく力や、安心・信頼を得るためのビジネスマンとしての人間力も磨き備えなくてはなりません。

「メンバーの成長」をとても大切に考えるD4cプレミアムが用意した取り組みの一つ、ワーキンググループ(以下WGとする)は、有志で集まった社内のメンバー同志で企画を考え、会社から承認を得て運営・活動するというものです。

このシリーズでは、そんなWGで活動する各グループのメンバーに「活動内容」や「やりがい」「加入を決めた理由」などをインタビューをしていきます。(WG自体の取り組みに関する記事はこちらをご覧ください。)

第一弾の今回は、社内のメディアコンテンツ制作・発信を支援する「メディア活用WG」に取材を行いました!

「メディア活用WG」とは?

採用活動・会社のメディア発信を活性化させる目的で2022年6月に立ち上がったWGです。データサイエンティストならではの知見を活かしたコンテンツ作成で、広報部と協力しながら取り組み、会社のSNS・メディア運用を支援しています。

現在公式noteにて、データサイエンティストを目指す方におすすめの「学習に役立った本」や「資格取得に向けた勉強方法」のような学習系の記事や、メンバーD4cプレミアム入社までの話・業務に関するインタビューをした記事などを発信しています。

△D4cプレミアム公式note

またX(旧twitter)では、データ分析にまつわる豆知識などを中心にコンテンツ作成を行っています。

△D4cプレミアム公式X

求人の応募人数が年間で約2倍UP!

社外へなかなかアピールできていなかった会社の取り組みや社風・働くメンバーの様子。このWGが活動を開始してから、それらが徐々に発信されるようになり、広報部の発信と合わせて現在ではnote記事累計48本、X(旧twitter)はほぼ毎日のように更新されるようになりました。

応募いただく候補者の皆様にも、「記事を読んで、社風がわかり安心して応募できた」「データサイエンティスト自身が書いている学習方法の記事が参考になった」などとお声をいただくことがぐんと増えました。

求人への応募人数は、WG開設前の2022年と翌年2023年を比較するとおよそ2倍増加しています。採用活動の施策は会社全体でも別途行っていますのでこのWGだけによるものではありませんが、活動の成果は確実に出ていると感じます。

リーダーにインタビュー

では、メンバーの皆さんはどんな想いで活動されているのでしょうか?リーダーとして奮闘中の王さんにお聞きしました。

ーまずは、どうしてこのWGに加入しようと思ったのですか?

はい。データサイエンティストならではの目線で会社のメディア発信を行い、採用の面での支援だけでなく、お客様へのアプローチ、ゆくゆくは案件の獲得にもつながればという想いで立ち上がりました。

私が加入した理由は、もともとSNSやメディアの運営に興味があり、メディアでの発信力は今後も大事なスキルになると感じていたからです。

私たちがやっていることに興味を持っていただき、私たちの人生の一部を発信することで「面白い」と感じてくれる方がいたら、会社に貢献できるとともに自分たちの成長にもつながり、両者にとって良い相乗効果が生まれると考えています。

ーこのWGでどのような活動をしていきたいか、またリーダーとして意識していることがあれば教えてください。

「会社と社会のコミュニケーションの窓口になりたい」と考えています。

データサイエンティストは、ただの知識を持つ計算機ではなく、それぞれストーリーを持った人間です。さらに我が社のデータサイエンティストは、皆さん様々な個性を持った人たちばかりです。D4cプレミアムの情報をただ発信して認知度を上げるだけではなく、そんなメンバーが集まったこの会社の面白さを世に伝えたいです。

また、WGメンバーと一緒に有意義で楽しい時間・空間を作りたいと考えています。面白さを発信する集団ですから、WGの中で息苦しい時間を過ごしたら本末転倒です。そのためにリーダーとして、ミーティングにて和やかな雰囲気作りを意識しメンバーの意見を積極的に聞き出したり、率先して新しいことに挑戦し、組織内にチャレンジする雰囲気を醸成するなど工夫して活動しております。さらに、これまで手探りだった業務の整理・改善を行い、途中参画のメンバーや新たな役割を担うメンバーのフォロー・育成に尽力するなどしています。

メンバーにインタビュー

同じくメディア活用WGにて活動されているメンバーにもお話を伺いました。

ーこのWGの活動で得たスキルはありますか?

萩原さん:定期的にファシリテータ・議事録をローテーションしており、会議中に必要な役割の経験ができています。また、執筆した記事を様々な視点からレビューしていただけ、文章構成力が向上しました。そして運営しているnoteやX(旧Twitter)のPV数など、実際のデータを利用したダッシュボード運用の経験を積むことができています。

上甲さん:Xにてデータサイエンス用語の投稿をしているのですが、そちらを通して自身の知識の整理・集積に役立っています。

佐藤さん:グループを運営していくノウハウとして、ファシリテーションスキルや記事執筆に伴う文章作成能力が身についたのではないかと思います。

ーこのWGで今後やりたいことはありますか?

萩原さん:最初に執筆した記事「囲碁界を変えた最強AI・AlphaGoから学ぶ深層強化学習は、自分の興味ベースでの執筆であったため、次は需要の高いターゲット層や記事のテーマをリサーチして、より多くの方の知見として生かされるものを作っていきたいです。今後も、テーマ決めなど最初の段階から、メンバー同士での話し合いを積極的に行っていきたいと考えています。

上甲さん:Xのフォロワー数を増やすため、運用方法について再考していきたいです。また、会社やメンバーの特徴・魅力を紹介できるような記事の執筆をしていきたいです。

佐藤さん:会社の良さを発信するような記事の作成がしたいです。たとえば、社内で行っているイベントについて特集して、入社してからのイメージができるものを考えています。また、データ分析技術を高めるための学習について、読者の方が読みたくなるようなアイデアを集め、実行していきたいです。

 

最後に

「記事執筆に興味がある」「会社の認知度向上への貢献がしてみたかった」「デジタルマーケティングに興味がある」など、様々な理由で集まったメディア活用WGの皆さん。写真撮影中も楽しそうな雰囲気が伝わってきました。

会社がどれだけいい取り組みをしていても、外へアピールできていなければ応募者の方々にはなかなか伝わりません。このWGのおかげで会社のメディア発信がさらに活性化し、「この会社に入りたい」と思ってくれる方々が増え、またそれがWGメンバーのやりがい・業務に役立つスキル蓄積につながっている…とても素晴らしい循環だと感じます。

皆様も、現役のデータサイエンティストならではの視点が詰まったコンテンツをぜひご覧ください。メディア活用WGメンバーの皆さん、ありがとうございました!

(執筆:吉田、撮影:安倍)