Interview

インタビュー

2019年入社

new employees

new employees 2019 vol.2

入社してみて、実際の印象はどうでしたか?

SHOHEI:博士課程出身の方も多く、文系理系問わずさまざまなバックグラウンドを持っている人がいて、多様性に富んでいると思いました。
ERIKO:入る前と印象は変わりません。社員の方々は仕事に対してプロ意識を持っており、ストイックなところもありますが、穏やかな雰囲気の人が多いと感じています。
REINA:あらゆることに理由があり、筋が通っているのを感じます。それは、説明や指摘をするとき、背景なども含めて具体的に話してくださる先輩、上司が多いためだと思います。同時に、私たちも具体的に整理して話すことが求められるので、アウトプットする力を日々磨いています。
KAZUKI:事前に聞いていたとおり研修がしっかりとしている上、わからないことは先輩に聞けば丁寧に教えてもらえるため、余計な不安を持ったり心配したりせずに働ける良い環境だと思います。それと同時に、全ての社員の方々が本気でプロフェッショナルとして働いていて、自分も精一杯学んで成長しようと思える雰囲気があります。
RYU:入ってから嫌なことは本当にないです。
KEISUKE:データサイエンティストだけでなく、一人の人間として成長してほしいという思いをCredo(※1)や上司から感じます。究極論ですが、ビジネスは人対人の間で成り立っており、データ解析はビジネスを進めるツールと考えています。だから、一人の人間として成長することは必須であり、自身もさらに磨いていきたいです。
KUNIHISA:採用面談を受けている際にも感じましたが、一人ひとりの社員を大事にして尊重している印象を受けました。社員それぞれが何でも質問しやすい雰囲気を作っているからこそ、そのような印象を受けたのではないかと思っています。
REINA:内定を決める前にノウハウプレゼン(※2社内プレゼン)に参加させていただいたことで社内の様子がよくわかっていたことも大きいです。同じレベルの情報公開を他社はしていません。肌に合う合わないというのは実際に面接を担当する方だけではなくて、いろんな方とお話しないとわからないことなので、情報のない中で決めちゃっていいのかなという不安も少しありました。ノウハウプレゼンでは、先輩たちの仕事へのモチベーションなども見ることができたのでよかったです。
ERIKO:ノウハウプレゼンは、いろいろな専門を持っている先輩たちがそれぞれの視点で業務の中で学んだことを発表しているというところがすごく魅力的でしたね。社内の雰囲気がよい、という印象が強く、先輩たちがずっと勉強をしている、興味を持っていろんなことを勉強しているというのが魅力的だなと思いました。REINAさんもおっしゃったように、他社では社員全員を見る機会はないんですけど、当社では社員みなさんを見て、こんな人たちが集まっているんだとわかるのはすごくよかったです。
KAZUKI:思っていた以上に、先輩がたもそうですし、えらい方もそうですし、すごい親切で壁を感じるということがないなぁと入社して感じました。ノウハウに来た時も懇親会などでもいろいろお話をしましたけど、今はそれ以上にすごくいい意味で距離が近いような感じがしています。
KUNIHISA:僕の場合はどうしても前の会社と比べてしまうところがあるんですけど、本当にガチガチだった前の会社と比べますと、上の人とも話しやすいですし、あとは、一人一人大事にしているなというのを感じますね。具体的に言うと、質問などがしやすい環境。聞いたら答えるだけじゃなくて、それ以上のアドバイスももらえるというのが嬉しいなと思います。

 

(※1)Credo:プロフェッショナリティ、チームロイヤルティ、ホスピタリティ、デリジェンス、ビジョナリーからなるD4cの社内規範。
(※2)「ノウハウプレゼンとは?」はコチラをご覧ください。

研修はいかがですか?

REINA:技術的な研修やマインドセットに関する研修など多岐に渡っていて、毎回気づきがあって面白いと思っています。
KAZUKI:研究でPythonを使っていたこともあり、プログラミングの研修はそれほどハードルは高くなかったですが、初めてのことについても丁寧に教えてもらえたので困ることはありませんでした。
SHOHEI:結構短い期間でPythonやSASやRなどいろいろなことをやるんで、たしかにもっと勉強したいなぁっていうようなこと、けど時間が足りないというようなことはありますね。新しいこと、興味はあるけどなかなか学生時代は研究と両立できなくてしなかったことを今できているので、そういった意味では楽しい。新しいことをどんどん吸収していけるので。楽しいなぁと思う一方、もっと時間があればなぁと思いますね。
KUNIHISA:前の会社の研修だともっと人数が多かったので、積極的に質問をしやすい環境ではなかったなと思いました。今回、研修を受けてみて、皆さんもしっかり受けているので、いろいろ質問とか出ていて、そこから学べるのもいいなと思います。
SHOHEI:1年目の中で日々、席替えをしているのも面白いです。フリーアドレスなんですけど、みんなどうしても座る席が固定しちゃうんですよね。で、席替えをしようということでPythonでランダムに席を決めるプログラムをRyuさんが作ってくれたので、それで席替えをしています。でも、前半分と後ろ半分でシャッフルしただけで、何も変わってないこともあったりして、じゃあ条件の制約を入れてみようかとワイワイ話したり、そういったことをしているのも楽しかったですね。Ryuさんは、席替えのプログラムだけじゃなくて他にExcel VBAでオセロゲームを作ってみたり、そういうことがすごく面白いなぁと思いました。自分もいろいろなことをやってみたいなぁって、そのためにがんばって勉強したいなと思えて、いい刺激を受けています。
RYU:(実際に作ってみて、みんなが喜んでくれてどうでしたか?)わかりやすいもの、自分の作りたいものができるといいですよね。勉強しているなかで、いろいろ調べながら書くのが精一杯のものがまだあるんですけど、VBAやPythonはまぁまぁある程度自分のやりたいことができるようになってきたので、そうなってくると楽しいです。それ以外のプログラムでは、自分のやりたいことができるようになるまでの時間が今はまだ必要なので、そこは大変ですね。

研修でたいへんなことはありますか?

KAZUKI:入社前に経験があるかないかの差がたぶん大きいのかなと感じています。ちょっとでもやっていると、ついていくのは楽になります。けれど、経験のないことでも、そんなにあっという間においていかれることはない印象です。結構丁寧にやってくださっている感じはします。
SHOHEI:個人差がある部分かなと思います。追いつくために持ち帰って勉強をしている人もいます。
KUNIHISA:プログラミングの研修では、演習や課題が出るんですけど、やっぱり他の人に比べて、自分は結構時間がかかっているなと思うところはあります。自分で調べてがんばってみるというところと、それでもわからなかったら聞いてみるというのでまぁなんとかがんばっているという感じですね。もともとパズルとか数学的なことも好きだったりするので、自分で調べてプログラミングの間違っているところを直してみたいなことをやっているのも好きです。それで、なんとかやってきているのかなと思ったりはしています。
※研修で初めてプログラミングを始めたのは、7名中、ERIKO、REINA、KUNIHISAの3名。

データサイエンティストを目指して勉強するなかで、楽しくてワクワクすること

REINA:統計学とデータサイエンスの講義を受けて、主にRとExcelを使って実際にサンプルデータの解析をするということをしました。こういう解析手法を使うと、こういうアウトプットができるとか、実際に動かしてみてこういうふうにわかるとか、研究室ではバックグラウンドを全然わからずに使っていたことや手法がちょっとずつわかるようになってきました。ああ、こういうことだったんだとだんだんつながっていくところが面白いなぁって思っています。実際にデータ解析の業務に携わったら、もっと楽しくなるんじゃないかなと期待をしています。
ERIKO:自分が書いたコードがたくさん動いて、思ったような図ができたり、グラフが描けたりするのがすごく楽しいと思います。カンマ一つでも間違っていたら動かなくてエラーになってしまうんですけど、そういうのを全部なぜだろうって自分で調べて、ちゃんと動いた時の達成感はやっぱりうれしいです。

学生さんへのメッセージをお願いします

SHOHEI:博士課程を終了して、もともと研究していたこととは違う分野の会社に就職しました。大学院で研究をしているとどうしても自分の専門分野に近いような研究職の仕事を探しがちですが、大学院で勉強して培ってきた能力というのは、専門が違う分野、違う職種であっても役に立つということをぜひ知ってもらいたいなと思います。ぜひ自分の可能性の幅をせばめないで、自分のどういう働き方をしたいかということを考えながら自分の進む方向性を決めていただきたいなと思います。
KEISUKE:これからやりたいこと、学生の時に考えていたことは、社会に出たら全く実現しないということも多いです。何かやりたいという目標がない人は、社会人になってからみつけてもいいのかなとは思っています。(第二新卒として転職を成功されたからこそ、そう思うのですね)はい。
KAZUKI:当社を受けた時に意識していたのは、どうやって自分を売り込むか。自分はがんばってこういうことをやってきました、こういうことができます、これからはこういうことをやりますというのを自信を持ってどんどん言って、それで面白いと思ってもらえればいいなと面接にもプレゼンテーションにも臨みました。就活のテクニック的なことってわたしは全く知らないんですが、小さいテクニックにこだわるよりは、自分を売り込むんだ、自分を買ってもらうんだというつもりでいくといいんじゃないかなと個人的には思っています。
ERIKO:わたしは修士1年の6月から早めに就活を始めました。何が自分に合っているのかがわからなかったので、いろんな業種を見てみることにしました。大きい企業に出入りできるのは今の時期だけと思って、具体的には医学系出版社とか教育系の会社や、専門の生物系の研究職とか、いろいろなインターンシップに行って、その中で自分に合う方向性や会社というものを絞っていきました。時間もかかったんですけど、じっくり考えられたことで、今納得して就職しているというのは大事なことかなと思います。
REINA:博士課程の終盤くらいに就活を始めました。修士の時から企業のことは調べていました。よく自己分析と言われますが、わたしは大学のキャリア支援の先生や学生相談所を利用して、あえてプロの方とお話をしました。そういうなかで自分はこういうふうに考えているんだなというのを導く助けをしてもらって、就活に臨みました。自分の専門の生物系の実験の技術だけではなく、別のアピールポイントを得るために人と話すということを判断材料にしたことがよかったなと思っています。もうひとつは、わたしはエージェントを通じて当社を紹介してもらったので、自分のみつけたところだけで諦めないこと、どこにご縁があるかわからないということも伝えたいと思います。
KUNIHISA:僕は第二新卒という形で当社に入社しました。新卒のときは、本当にやりたいことがなんにもないまま地方銀行に就職してしまったという感じでした。やりたいことをみつけること、やりたい仕事をみつけることって就職活動をしていてなかなか難しいと思います。もしそれがみつかって、それがデータ解析だったら、当社なら研修などで学ぶ環境もしっかり整っているので、ぜひ飛び込んでほしいです。僕なんて3月中だけで面談をして入社できました。いつでもいいので、時期など気にせずにチャレンジしてほしいなというふうに思います。
RYU:いろんな人に会う機会なんだと思うと気楽になるんじゃないかなと思います。当然、準備などの時間は大切ですが、一回一回、面接を試験みたいな感じで構えちゃうと大変です。会社の人とお会いする、社長さんとお話できるのもそうですし、同じようにその業界を志望している学生同士が会う機会でもあります。楽しむようにして、いろんな人の話を聞くのがいいかなと思います。判断材料が少なかったり、その業界の人の話だけを聞くと、偏っちゃうのかなというのもあります。大学の就職担当の先生以外でも、大学の自分の指導教官や親とかでもいいです。すごい単純な話ですが、反省含めたアドバイスとして学生さんにお伝えしたいです。
(2020/04/01)