データサイエンティストになるとは思ってもいなかった学生時代。今は期待通り毎日が楽しい!
株式会社D4cプレミアムのメンバーにインタビュー!学生時代や経験してきたこと、データサイエンティストを目指すことになったきっかけやD4cプレミアムに入社してからのことなどを取材しました!
今回取材したのは、2022年4月に新卒で入社した菊地さん。3か月の新人研修を終え、これからの活躍が期待される新人メンバーです!
(取材は2022年9月に行われたものです。)
現在の業務について
ー まずは自己紹介をお願いします。
はい。2022年4月に入社しました菊地と申します。学生時代は理学部で統計を学んでいました。趣味は料理と掃除です。
ー 入社して半年の現在、どんなお仕事をされていますか?
今はクライアントの企業先へ出向き、ご提供いただくデータから事業の課題に関する改善案を導き出すといった業務を行っています。そこにはクライアント先の社員さんはもちろん、D4cプレミアムのメンバーもいて、とても楽しく仕事をしております。
自分で作ったものやそれを作る過程を皆で話し合って、それに対してフィードバックがあったり、時にはほめていただいたり、とても充実した毎日です!
ー 楽しくお仕事されているのが伝わってきます。
「プライベートな時間は仕事のことを考えたくない」という人もいるかと思いますが、自分はPCに向かって業務をしている時間以外も、気が付くと仕事のことを考えています。
「あのタスクはどうやってやろうか」や「どうやって実装をしようか」といったことを、帰りの電車や夕飯時、お風呂に入っている時なんかもいつのまにか考えていて、そこで思いついたことを翌日朝一番にやってみるという流れが多いです。これが結構楽しくて、リラックスしたプライベートの時間に思いつくことが意外とナイスアイディアであることも多いです。
データサイエンティストを目指したきっかけ
ー データ分析に興味を持ったのはいつ頃ですか?
私が一番最初にデータに興味を持ったのは「マネーボール」という映画でした。この映画はアメリカのプロ野球、MLBのアスレチックスというチームがデータを使って劇的に成績が良くなっていき、優勝するという実話をもとにしています。
私は小学校3年生から野球をやっており、なんとなくスポーツにもデータがあるというくらいの印象は持っていたのですが、それをちゃんと分析すれば、チームの予算が少なくても、戦力を変えなくとも優勝できるということに驚きました。当時は「データの力ってすごいんだなー」という印象を持ちはしましたが、将来まさか自分がデータサイエンティストになるとは思っていませんでした。
ー では、データサイエンティストを目指すことを決めたのはいつ頃ですか?
実際にデータサイエンティストを目指そうと思ったのは、大学生時代でした。大学では理学部に所属しておりそこで統計を学んでいたのですが、最初は大学生活が面白くなくて、「勉強を頑張った」や「研究に没頭していました」とは口が裂けても言えないような生活を送っていました。
ー 現在のお仕事への姿勢を見ているとなんだか意外です。それはどうしてだったのでしょうか。
今思えば、僕は高校生の時に「大学ってきっとすごく華やかで、授業もディスカッションなんかしたりして、仕事につながるような実務的で面白いものなんだろう」と思って進学したんです。だけど大学1年なんてまだそこまでハイレベルな授業じゃない。仲のいい友達はいましたが授業の話なんてしなかったし、クラスの人数もとても多く一人ひとりと話す機会もなくて。「思っていた学生生活と違う」と勝手に落胆してしまったんですよね。
そんな中で、唯一面白いと思えたのが統計やデータ系の授業でした。データというなじみのあるものでこんなにも奥深い分析ができるのかという感動があったことを今も覚えています。パソコンを使っての授業なんてまさに実務的で、僕が高校生の時に描いていた大学の授業はこういうものだと思いました。Pythonに初めて触れたのはこのタイミングです。コーディングを交えたデータ分析の講義が、今に繋がる重大な転機だったと思います。
これをもっと究めていきたいと考えていた中で、データサイエンティストという職業を知りました。この道に進んだら仕事面白いんじゃないかと思い、志すことを決めました。
あの時の感動がなかったら、今の自分は居ないとすら思っています。
就職活動から入社後について
ー 大学の授業でデータ分析と出会ったことがこの職業を目指したきっかけだったのですね。では、どうしてD4cプレミアムに応募したのですか?
データサイエンスに関わる仕事をしたいと考え、色々と調べており、世の中にはデータサイエンスに関わる仕事や会社がたくさんあることがわかりました。その中でD4cプレミアムを知り、「クライアント先のデータを分析する」というスタイルで多種多様なデータに触れることができそうということと、D4cプレミアムが掲げる「成長」が自分が求めることだと感じ、思い切ってチャレンジしました。
ー 実際に入社してみて、入社前とのギャップなどはありましたか?
いえ、実はあまりないんです。「期待して実際は違った」と落胆していた大学生時代とは違い、D4cプレミアムに入社して半年程が経過した今、この会社に惹かれた理由や期待していたことがそのまま実現しているので大変感謝しています。特に会社説明会で「成長する環境がある」とアピールしていたことが実際にその通りだったので、本当にすごいです。
例えば「成長」という点では、入社してすぐに受ける新人研修は非常にわかりやすいテキストで基礎的な知識を一通り学ぶことができるようになっていました。それぞれのレベルに合わせて動画を視聴し、理解度チェックや課題をこなしていくうちに、たった3か月間で自分が知らなった分野・苦手だった箇所がものすごくジャンプアップしたように思います。
また僕含めて同期は5人なのですが、新人研修中にPCを持って質問しあったり、皆でわからないことを共有できたことがとても良かったです。大学では人が多すぎてなかなか全員とパーソナルな付き合いをするのは難しかったのですが、この研修中に「こういう人がいるんだ」「同じ授業を受けてるのにこの人はこんな風に理解するんだ」と、お互いを理解することができたと思います。そういった同志が会社にいることは、バラバラな案件に従事するようになった今も支えになっているなと感じます。
ー 一緒に苦難を乗り越えた仲間がいるのは大きいですよね。業務が始まってからも「成長する環境」を感じることはありますか?
はい、案件に入ってからも色々なところで感じていて、例えば、クライアント先で自身のレベルよりも少し上の、ストレッチしたタスクを引き受けるような流れが自然に存在しています。何もわからず一人で案件に飛び込むといった武者修行のようなことはなく、先に案件に入った先輩が見ていてくださるので、安心して業務に取り組むことができています。クライアント先の社員の皆さんも含め、ここをこうしたいとディスカッションしながら案件を進めていくのがとても楽しく、自身も日々成長していると感じています。
D4cプレミアムは、求職者に対して出している情報と中身があっているところがとてもいいなと思っています。就職活動の時点から普段着を見せてくれていたというか。もちろんこの会社を選ばなくてもそれなりの人生があったんだと思いますが、今はこの会社に入ってよかったと本気で思っています。
ー 菊地さんにそう思ってもらえて嬉しいです!入ってからじゃないとわからないことはありますよね。
今後チャレンジしてみたいこと
ー 今後、どんなことをしていきたいですか?
今も学生時代も変わっていませんが、Pythonを使い、人の行動や考えに関わるデータの分析をしていきたいです。おそらくマーケティング系のデータが一番それに近いのかなと思っています。これは今も学生時代も変わっていません。人の行動ってとても興味深いと思っていて、それをデータを使って解析していくということに一番興味があります。
ただ待っていてもチャンスは来ないですし、いざチャンスが来た時にものにできる力を備えておく必要があると思うので、日々スキルアップを重ね、kaggleに挑戦する等どんどん成長していきたいです。
最後に、この記事をご覧になっている皆様へ
多くの会社や組織で「多種多様なメンバー」や「多様性」ということを掲げていますが、D4cプレミアムは本当に色々な背景を持ち、多様な考え方をするメンバーがいて刺激が多いです。そしてその多種多様なメンバーが「クライアントのビジネスを加速させる」「データ解析で世の中を変えたい」という想いのもと、同じ方向を向いて切磋琢磨していることが素晴らしいなと思います。
データ解析の仕事に興味があり、様々なメンバーが楽しく働く会社に興味があれば、ぜひD4cプレミアムにいらしていただきたいです!
ー 入社して半年、まだまだこれからが期待される菊地武生さん、今後の活躍を楽しみにしております!ありがとうございました!
(書き手:K.T)