2023/11/15
メンバー

新卒データサイエンティストにインタビュー!vol.2

株式会社D4cプレミアムのメンバーにインタビュー!今回は2023年の4月に新卒入社された皆さんに、これまで勉強してきたことやD4cプレミアムへの入社の決め手、受講中の新人研修についてなどをインタビューさせていただきました。(取材日:2023年6月)

こちらの記事はその後編として、3名のメンバーにお話を伺いました!

前編はこちら

自己紹介

ー 本日はどうぞよろしくお願いします!まずはじめにそれぞれ簡単に自己紹介をお願いします!

西川です。趣味は多肉植物を育てることです。生物系の大学で、脳や神経の形成過程について研究をしていました。

竹岡です。趣味は陸上です。大学は理工系の学部で、半導体や回路の学習をメイン、研究は日本酒の醸造過程について分析していました。

萩原です。趣味は囲碁・カードゲーム・ボードゲームです。大学は、オーストラリアで数学統計学系の大学と、情報系の大学をそれぞれ卒業しました。

お一人ずつインタビュー

ー ありがとうございます!ではお一人ずつ、学生の頃に学んでいたことや、D4cプレミアムに入社を決めた理由などを伺っていきます!

■ 西川さん

ー 趣味は多肉植物を育てることとのことでしたが、ご自宅にたくさんあるんですか?

いえ、そこまでたくさんではないんですが…今は3種類くらい家にありまして、上手く育てられているのか大分大きくなってきています。

ー 学生時代に学ばれていたことを詳しく教えてください。

生物系の大学で、分子生物学や発生学、神経科学について学んでいました。研究室では、神経細胞が正しい相手とつながるメカニズムについて遺伝子レベルで明らかにする研究を行っていました。研究では生き物を使った遺伝子操作などの実験が中心でした。

ー なぜデータサイエンティストになろうと思ったのですか?

メインだった研究ではデータ解析は使わなかったのですが、違う学科の研究室でデータ解析のアルバイトをしていまして。授業で簡単なゲノム解析を経験して、もっとデータサイエンスの力を磨いていきたいと感じたのがきっかけです。

ー では、D4cプレミアムを選んだのはなぜですか?

データサイエンスを専門で行っている企業であり、データ分析のスキルを磨くことができ、成長できそうだと思いました。また、社員の方と交流する機会を通じて自分と似たような考え方を持つ方が楽しそうに仕事していると感じたことや、面接してくださった上層部の方の考え方が面白いなと感じたことも理由です。

ー 現在、新人研修を3ヶ月受講されたところですが、いかがですか?

研修で学んだ内容を100としたら、20くらいの知識レベルだったと思います。研修では4つの言語を学んだのですが、RとPythonは軽く触ったことがあったくらいで、あとの2つは初めて触れました。この3ヵ月でプログラミングは大分身についてきた気がします。

あと、プログラミング自体だけでなく、データ解析時の注意点などプログラミング以外に気を配れる余裕ができたように思います。
例えば変なデータが入っていないかだとか、変な操作をしていないかのようなデータの扱いについて考えられるようになってきたのは大きいと思います。研修の中で扱うデータにわざとミスが起きるような工夫がされていて、実際に現場でも起こりやすいミスを事前に知ることができたことも大きいです。

同期で元々勉強されてた方々との進度の差は気になったりしていましたが、意外とついていけたのでほっとしています。

働き始めて学生の時は違うと感じた部分は、コミュニケーションの取り方だと思います。相手のバックグラウンドを踏まえて伝わる表現を選ぶようにすることは学生の頃から意識していましたが、お客様の要望を汲み取って自分に何ができるかを伝えていくところはビジネス的だと感じました。

ー どんなデータサイエンティストになりたいですか?

データの数字だけを見るのではなく、その先を見据えた解析ができ、新たな知見を見出せるような人間になっていけたらと考えています。元々生物系の勉強をしていたこともあってヘルスケア領域の案件に配属いただきましたが、今後色んな分野を経験し、成長していけたらと思っています。


■ 竹岡さん

ー 趣味は陸上とのことでしたが、詳しく教えてください。

はい。陸上は中学から大学院までずっとやっていて、今も市民ランナーの皆さんと集まって走っています。市民ランナーの方々の中にも40代くらいのランナーもいるので、色んな人と関われて楽しいです。

ー 学生時代に学ばれていたことを詳しく教えてください。

理工系の大学で、半導体や回路の学習をメインに行っていました。研究では、日本酒の醸造過程である「もろみ」に関する分析をしていました。もろみの発酵状態をモニタリングするシステム構築の研究として、発酵の際に発生する炭酸ガスの泡の音に注目し、発酵の程度を表す特徴量の抽出について調査をしていました。なぜこの研究テーマを選んだかということですが、自分はちょっとひねくれたところがあって(笑) 人の役に立たなくてもいいから面白い研究がしたかったんです。

ー なぜデータサイエンティストになろうと思ったのですか?

研究や修士論文を書く中で分析に触れることがありとても楽しかったんです。また、映画などフィクションの世界で分析官が指令を出しているのがかっこいいと、憧れみたいなものは小さい頃からあったので、もともとデータサイエンティストという職業には興味がありました。

ー では、D4cプレミアムを選んだのはなぜですか?

データサイエンティストという職業は一般的に経験者採用ばかりだったので一度諦め、大手企業の総合職で進んでいたんです。ですが勤務地の希望が合わなかったこともあり、もう一度データサイエンスの道で企業を探していた時に、D4cプレミアムにたどり着きました。

大手でたくさんの社員がいる企業よりも、自分には中小企業が合っていたと思うので良い選択ができたと思っています。「とりあえず大手に行っておけば安心」という人はいますが、僕はそうは思わなくて。

…というのも、自分は比較的いい大学へ行けたんですが、入ったことに満足してしまって、そこでさらに頑張ることができなかったかもという気持ちがあるんです。学生の間だけの話であれば問題ないと思うんですが、終わりのない「社会人人生」として考えるとそれは良くないと。自分自身が止まらずに、上を目指して成長していける環境がいいなと思いました。

あとは最終面接でお話してくださった役員の方がとても魅力的で。自分の考え方と合っていると思いました。人数の多い大手企業では上の方に魅力を感じたからって入社してもその人と働けるわけではありませんが、中小企業であれば比較的そういった上の方とも関わり合いを持てるかなと考え、D4cプレミアムを選びました。

ー 現在、新人研修を3ヶ月受講されたところですが、いかがですか?

研修で学んだことを100とすると、受講する前は20も満たないくらいの知識レベルで、研修を受ける前は少し不安でした。Pythonの学習は入社前研修で終わっているものでしたが、自分は入社が決まったのも遅かったのでその学習もできていなかったんです。今回学んだ4種類の言語も触れたことがなかったので「この先大丈夫かな」という考えはありました。

研修が始まった後、毎日上長へ報告するレポートにそういった考えを書いたら「周りにどんどん聞きなさい」とアドバイスを受けたので、そこから同期の皆に「助けてください」とお願いしにいきました(笑)。3ヶ月を終えた今は、基本的なことはある程度大丈夫になってきたかなと思います。同期の皆に色々教えてもらったおかげです。

研修を通じて学生の時とは違うと感じた部分は、学生のときは提出物を出しさえすればOKだったけれど、ビジネスではもちろんそうはいかないということ。納品物が完成したあともさらに改善を加えたり、手戻りが発生しないよう期日よりも早く提出する必要があるんだということを改めて学びました。

ー 将来、どんなデータサイエンティストになりたいですか?

将来を考えるのがちょっと苦手で…携わってみたい案件でいうと、市場的な価値が高い案件よりも、少人数案件で市場価値はそこまで高くないけど、面白い!と思えるような案件をやってみたいです。そういう案件を担当できるような力を身に付けられたらなと思います。あとは、プライベートでスポーツをやってきたので、動作や得点などの解析ができたら楽しいなと思います。


■ 萩原さん

ー 囲碁やカードゲームが趣味とのことでしたが、お強いのですか?

小学生のころに囲碁のプロ棋士を目指していたこともあって…弱くはないと思います(笑)。じっくり考えられる戦略系ゲームが好きです。

ー 学生時代に学ばれていたことを詳しく教えてください。

オーストラリアで、数学統計学系の大学を卒業した後、情報系の大学に通いました。1つ目の大学では機械学習など数学的な理論をメインで学びました。卒業論文のための研究で機械学習を使った台風の予測モデルを作ったのですが、それが非常に面白く、機械学習を使った職業にデータサイエンティストがあることを知り、目指したいと思うようになりました。

ただプログラミングには自信がなかったので、1つ目の大学を卒業した後、そのままオーストラリアで情報系の大学のAI学科に入学しました。そこでは2年間、プログラミングをメインに勉強をしました。

ー では、D4cプレミアムを選んだのはなぜですか?

データサイエンティストになれる企業を探している中で、色々な案件に携われるところを探していました。あとは大学の時、一人で課題を終わらせるのが難しくて他の学生と協力していました。そうやって周りと一緒に進めていくのが自分には合っていると感じたので、会社でも他の方とコミュニケーションをとってプロジェクトを進められるかどうかが重要だと思っていました。そんな中、D4cプレミアムの面接やノウハウプレゼン大会の懇親会などで社員の皆さんとお話をしていて、合いそうだなと感じたのが大きかったです。

ー 現在、新人研修を3ヶ月受講されたところですが、いかがですか?

研修で学んだ知識を100としたら、もともと勉強していたこともあって70くらいは知っていたと思います。そういった意味では、研修前には特に不安はなかったです。それでも結構知らなかったことはあって…SQLやSASなどデータ加工ならではのプログラミング言語は触れたことなかったんです。データ結合なんてのも知らなくて…これ知っていたら大学の卒業研究はもっと効率良く短期間でやれていたなーと愕然としたりしました(笑)。

研修前に期待していたこととしては、「この知識・スキルを実務でどう使うのか」というイメージがつくようになればいいなと思っていました。そこは研修内でロールプレイの講義があったので、とてもためになりました。

研修内のプレゼン発表時に先輩から、「こういったデータもあればもっとこんなことができます」のような、先の仕事につなげるようなプレゼンの仕方を心がけるといい、といったアドバイスを受けまして、大学ではそんな考え方をしたことがなかったので「なるほど!」と思いました。あと大学ではレポートを出して終わりで人前で発表をすることはあまり無かったので、経験を積んで早く慣れたいと思います。

ー 将来、どんなデータサイエンティストになりたいですか?

将来的には、何か一つ専門的な分野を見つけ深掘りして分析しお客様の役に立てればと思っています。もともと好きで勉強していた統計モデルを使った分析をやってみたいなという想いはあります。あと経済学にも興味があるので、金融の分野・需要予測や株価予測なんかも経験してみたいです。

学生の皆さんへ

ー 入社前にやっておけばよかったと思うことはありますか?

西川さん:ここから身に着けていけると思うので、後悔という程ではないですが、統計の授業をもっと聞いておけばよかったとは感じます。

竹岡さん:プログラミングはマイナーな言語しか学習していなかったので、PythonやC・javaなど有名どころにも触れておけばよかったなとは思います。研修がしっかりしているので、やっておけばよかったと思うのはそのくらいですね。

萩原さん:PythonとRは勉強していたのですが、SQLは触ったことなかったので、学生時代にやっておきたかったなと思います。

 

ー データサイエンティストを目指している学生へ、メッセージがあればお願いします。

西川さん:D4cプレミアムでは、座談会など、実際に働く社員の方とお話できる機会が多く用意されていますので、ぜひ参加して、ご自身が合うかを確かめてみるのがいいと思います!

竹岡さん:周りに大手企業に入社した友達が多いんですが、話を聞いていると自分には合わないなと感じます。ただ「安定した大手企業にいけば安心」と考えるのではなく、自分がどういう社会人人生を送りたいのかを考えて就職先を見つけてほしいです。

萩原さん:芯は真面目な方が多いのですが、皆さんとても話しやすいです。他の人と協力して、わいわい話し合いながら課題等を行うことが好きな方は、D4cプレミアムに向いていると思います!

 

ー今回は新人研修の3ヶ月間を終えた新卒入社メンバーにインタビューを行いました。入社当初よりもどこか表情が堂々とされているように思います。
出会って数か月の皆さんですが、終始楽しそうな笑顔が印象的でした。お互い知識を共有し合って切磋琢磨している様子を伺うことができ頼もしい限りです!皆さんのこれからのご活躍を楽しみにしております!

 

(書き手・撮影:吉田)

前編はこちら

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