2023/04/20
採用担当

新卒採用担当に聞く!D4cプレミアムが求める人材とは?

今回お話を聞いたのは、2014年にデータフォーシーズに合流以来、新卒採用を担当している上條さん

採用担当の業務は、採用計画・採用手法の検討・採用スケジュールの策定運用・人材紹介会社とのやり取り・書類選考や面接の実施・内定者フォロー・入社受け入れ準備と入社後フォロー・インターンシップ企画実施など、多岐にわたります。

自己紹介

ー まずはじめに、簡単に自己紹介と、D4cプレミアムに入社される前のお仕事について教えてください。

はい。新卒採用を担当している上條です。
大学を卒業した後、数年メーカー系SIerでSEとして官公庁のシステム開発に携わりました。その後、ITコンサル企業に転職し、採用業務に携わりました。

ー SEから採用担当にキャリアチェンジされたんですね!

はい。実は1社目で関わった協力会社に優秀な方が多かったのですが、「大手ではなく中小企業で働くことを選ぶのはなぜなんだろう?」と常々疑問に思っていました。そのうち、応募者が企業を選ぶ理由、企業が応募者を選ぶ基準などに興味を持ち始め、大好きなIT業界を「採用」という視点から見てみたくなり、転職をしました。

「採用」は、経営に最も欠かせない要素である「ヒト」を獲得する、非常に重要な仕事で、業務の幅が広く様々な能力も必要とされます。現場の仕事をしており俯瞰的に会社を観ることがなかった自分にとって、何もかも新鮮で毎日新しいことの連続でした。一見華やかな業務に見えますが、泥臭いことを積み重ね、地道に人と向き合うことでようやく実を結ぶ…というような仕事です。大変ですが、その分やりがいを感じました。

その後、夫の海外転勤をきっかけに退職し、出産・子育てを経て、D4cグループへ入社しました。D4cプレミアムでは新卒採用担当として、D4cグループの未来を担う人財を獲得するため日々奮闘中です。

D4cプレミアムが求める人材とは?

ー ではさっそく本題の質問ですが、D4cプレミアムはどんな人材を求めていますか?

大前提に「データサイエンスの仕事をしたい方」ですね。当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、当社はデータサイエンスの専門集団であり、「データ解析で世の中を変える」をミッションとしてメンバーひとりひとりがプロ意識を持って働いているため、覚悟というか…しっかり考えているのかがまず大事です。

また、「自分に不足しているものを認識し、それを補うために自主的に学び努力していける方」です。応募時にデータ分析のスキルや経験は必要ありません。未経験でも、当社は充実した育成カリキュラムで一人前のデータサイエンティストに育て上げます。ただ、だからといってすべて会社任せにしてはいけません。

日々変化する世の中で、常に新しい技術をキャッチアップし自身のスキルを更新していくことは、データサイエンティストにとって非常に重要です。自分に不足している知識やスキルが何なのか、習得するためにはどうしたらよいか、向上心を持って自発的に考え学ぶ力がある方に、ぜひ入社いただきたいです。

ー 確かに弊社のデータサイエンティストは、資格の取得に積極的だったり、自発的に学習を重ねている方が多いですよね。他にこんな方に応募してほしいということはありますか?

そうですね。他には、コミュニケーション能力…というとありきたりな感じがしますが、相手の話をきちんと理解し、相手の立場になってわかりやすく伝える力を持った方に来ていただきたいです。

データサイエンティストの仕事は、お客様の課題を認識しお客様に合わせた説明やご提案をしていくことで、初めてお客様のビジネスを成功に導くことができます。面接時も、こちらの質問の意味や意図を理解して答えているか、要点をまとめ論理的に話せているかというところを見ています。

ー それは一般的なようでいて、なかなか難しかったりしますよね。

そうですね。面接をしていると、こちらが求める以上にたくさんお話をしてくださる方がいらっしゃるのですが、ただたくさん話せばいいというわけではないんです。まずは相手が質問してきたこと、聞きたいことに答えて、追加で何かあるようなら「もう少し詳しく話してもよいですか?」などとコミュニケーションをとりながら、どんどん話を膨らませる話し方が出来る方はいいな、と思います。

面接は緊張するものですし、いつもの自分が出せないという方もいらっしゃると思います。できるだけリラックスして臨んでいただけるよう、私も意識して面接を行っています。

ー では反対に、こういう方はD4cプレミアムには合わないな、ということはありますか?

はい、先ほどもお伝えしましたが、自身の成長をすべて会社任せにしてしまう方は合わないと思います。環境は整えていますので、それらを利用して自発的に学習していける方はどんどん成長していけると思います。

あと、これは弊社だけのことではないですが、ひとりよがりな考えを持った方は合わないと思います。お客様あってのお仕事ですから、相手のことを思って物事を考え行動できる謙虚さは大事だと考えています。

それから、華やかな世界を想像している方も合わないですね。データサイエンティストの仕事=データ分析ではありません。最も重要なのは、分析をするための「データの前処理」です。まずはどんなデータがあるのか理解し、データを収集、そのデータを分析できるようきれいにしていく…いわゆる「生データ」はそのままの状態では分析することができず、前処理を怠ると分析の精度に大きな影響が出るため、データと向き合い地道な作業を積み重ねることがとても大事になってきます。

 

活躍している人物像は?

ー D4cプレミアムでは、どんな方が活躍していますか?

実はこの質問、応募者にもよく聞かれるのですが…明確な答えはないんです。何をもって「活躍」とするかは人それぞれで、役職に就いたりランクが上がっていくことを活躍という方もいれば、ものすごく技術に長けていて難易度の高い仕事をどんどんこなしていくことを活躍という方もいます。ですので面接では「こういう人が活躍してます」とはお伝えしてないんです。

ただ、ご自身がどうなりたいのか、例えば上に立って部下をまとめる立場になりたいとか、技術を極めたいとか、案件をとってくる人になりたいとか…そういうご自身のビジョンについて考えていただくようなお話をしています。

ー たしかに、自分が将来どんな風になりたいかで活躍の定義は変わってきますね。では実際、役職のついたメンバーはどんな方々なのでしょうか?

そうですね…。人となりもバラバラだし、仕事の仕方もそれぞれかもしれません。
部下の育成やマネジメントに関しても、親身に寄り添うタイプや自律させるタイプ、生産性を重視し業務時間内できっちり仕事を終わらせるタイプ…色々な方がいて、皆さんそれぞれ活躍されています。

ただ共通して言えることは、理解力と周りに伝える力、いわゆるインプットとアウトプットの能力が長けているところです。ユニット(部署)、プロジェクト、メンバーと様々なマネジメントを並行して担っており、キャッチアップ力と発信力が高い方々が多いです。

私は特にメンバーとのやり取りの場をよく見かけるのですが、メンバーひとりひとりを理解し、メンバーの状況に応じて臨機応変に対応されています。例えば、プロジェクトメンバーに対して、なぜその分析をしたのか、どう解釈したのか、ひとつずつ丁寧に確認しながら話したり、間違った方向にいかないよう、メンバーのレベルに合わせてわかりやすく伝えている姿を見ると「さすがだな」と感じます。

応募者からよくある質問について

ー 他に、応募者から面接時によくされる質問はありますか?

創業以来大切にしている社内イベントの「ノウハウプレゼン大会」に関して良く聞かれます。ノウハウプレゼン大会は、年に4回開催され(内1回はグループ全体開催)、プロジェクトはもちろん、自身で勉強して得た知見を発表し、会社全体にノウハウを共有するイベントです。入社後の研修期間を終えたすべてのメンバーが、年に1度発表します。大学の口頭発表のような雰囲気です。
こちらのイベントについて詳しく記載した記事があるので、ぜひ読んでみてください。

D4cノウハウプレゼン大会とは?

あと、入社後の働き方(オフィスへ出社、テレワーク、お客様先常駐)もよく聞かれます。まず、新人研修中はオフィスに毎日出社します。配属後は、お客様の会社自体の働き方にもよりますし、扱うデータ(個人情報に紐づくようなセンシティブなデータかどうか)によっても変わってきます。

プロジェクトや業務内容によって働き方は様々ですが、毎週月曜日の午前は全社員が集まり、会社全体の連絡事項や各ユニット内のミーティング、WG(ワーキンググループ)と呼ばれる有志で立ち上げている社内運営業務のミーティングなどを実施しています。D4cプレミアムではメンバーとの交流を大切にしていて、勉強会や懇親会もWGが企画実行しています。

 

D4cプレミアムの魅力

ー では、採用担当として上條さんが思う「D4cプレミアムの魅力」ってどこだと思いますか?

はい、まず当社はデータサイエンスがまだ世の中に知られていない頃から、企業のビジネス活動におけるデータ解析の重要性を見出し、データ解析サービスを提供する専門集団として創業し事業を行ってきましたので、長年のノウハウが蓄積されていること。それから、取り扱う業界も、マーケティング・金融・ヘルスケアなど幅広いことだと思います。
会社として幅広い案件を取り扱っているだけでなく、実際に若手のうちに様々なプロジェクトを経験し多くの知識やスキルを身につけ応用する力を養えます。

また教育研修が充実していることはもちろんなのですが、その教育制度を作ったのが社内の人間だということも魅力と考えています。世の中で「研修が充実している」とうたっている企業はたくさんありますが、実はその研修部分を外部に委託していたりすることが結構多いんです。当社の研修プログラムは、実際にデータサイエンティストとして仕事をしてきた社内の人間がゼロから作り、毎年内容をブラッシュアップしています。

データサイエンティストとして成長し続けたい!という方にはもってこいの会社だと思います。

 

インターンシップについて

ー 就職活動を控えた学生さんに向けて、データサイエンティストの仕事を体験できる「インターンシップ」も毎年行っているんですよね。

はい、D4cプレミアムでは毎年夏に、翌年度就職活動を行う学生の方々に対してインターンシップを開催しています。2022年は3daysインターンをオンラインで実施し、たくさんの方に参加いただきました。

参加者ひとりひとりが、新規出店を考えているチェーン店という設定のサンプルデータを分析し、その分析結果・提案をまとめた資料を作成して、最終日には経営層に対しプレゼンテーションをするというものです。

データサイエンティストとして働く社内メンバーが講師を勤め、データ分析に関するアドバイスはもちろん、お客様への提案を前提としたビジネスとしての資料の作成方法や、プレゼンテーションのレクチャー等もしっかり行います。実際に手を動かして分析するため、時には自分の思っていた通りの結果が出ないこともあり、そんな苦い経験も含めてデータサイエンティストの仕事を体験することができます。

※2023年7月現在、2025年卒の学生の方々に向けたインターンシップのエントリーを開始しました。
ご興味のある方はぜひ詳細をご覧ください!
マイナビ2025

ー ちなみに冒頭でお聞きした、上條さんが2社目にキャリアチェンジされた理由の「優秀な方ほど中小企業で働くのはなぜ」という疑問は解決されましたか?

そうですね。大手企業よりも中小企業の方が、個人の裁量が大きく成長スピードがかなり早いため…という王道な答えにはなってしまいますが、当社でも実際にそう思って入社される方が多いです。ITやデータサイエンスの分野は変化が激しいので、入社後の数年間の過ごし方がその後の人生を左右するといっても過言ではないと思います。

大きな会社だと人数も多く、自分の代わりもいる。でも小さな会社だと、ひとりひとりの力がとても重要なんですよね。どんどん成長して早く一人前になってくれないと会社としても困るし、本人も居心地が悪いはずなんです。だからこそ、ひとりひとり出来る限りの努力をして、そのおかげでどんどん出来ることが増えていくのかなと。

実際に、大企業では考えられないスピードで上位のランクにアップし、より高度なお仕事をしているメンバーもいますし、役職についてグループのリーダーをしているメンバーもいます。当社は優秀なメンバーが本当に多いです。

応募を検討している方へメッセージ

ー 最後に応募を考えている皆さんへメッセージをお願いします!

当社は、応募において文理専攻不問です。
実際に、当社メンバーの出身は経済・心理学から理学・工学・情報・農学・医療などかなり幅広いです。応募時点では、プログラミングやデータ分析のスキルがなくても構いません。自ら学び習得する意欲とそのための努力ができる方であれば全く問題ないです。少しでも興味がある方は、ぜひエントリーください!

データサイエンスは、過去をもとに未来を創っていくやりがいのある仕事です。
データ分析で一緒に世の中を変えていきましょう!

採用担当として嬉しいのはどんな時かを尋ねた際、「面接した学生の方が無事内定となり、数ある企業の中から当社を選んでいただけた時が何よりもうれしく、泣きそうになります!」と、優しい笑顔で答えてくださったのが印象的でした。
たくさんのお話をありがとうございました!

(書き手・撮影:吉田)

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