優れたデータ解析力を確実なビジネスインパクトへつなげるために 顧客の課題解決へコミットするD4cの提案スキーム
高度なデータ解析を駆使し顧客課題解決のため伴走支援するデータフォーシーズ(以下、D4c)。創業から20年以上にわたってデータ解析を専門とする中で、「高精度なデータ解析は、顧客に『ビジネスインパクト』をもたらしてこそ意味がある」と語るのが、営業統括本部長である伊藤さんです。データ解析技術を確実な事業成果へとつなげる組織的な提案スキームと、職務に対する熱意についてお話を伺いました。
ビジネスの潮流を読み、データ解析に成長の兆しを見る
─はじめに、自己紹介も兼ねて伊藤さんのこれまでのご経歴と、D4cにご入社された経緯についてお聞かせください。
私は30年以上、BtoB領域でIT関連の営業職に従事してきました。オフコン、パソコン、サーバー、そしてソリューションといった商材の取り扱いから始まり、クラウドコンピューティングの技術発達、そして生成AIの台頭と、時代の変化にあわせてさまざまな商材・サービスを取り扱ってきました。
常にIT業界の最前線を歩んできたのですが、コロナ禍のあたりで業界の流れが変わったな、と感じたんです。
実は過去のITソリューションは多くの場合、「データは溜まったら削除すべき」という考え方でした。それは、かつてのコンピュータは今では考えられないほどストレージ容量が乏しく、システムの安定動作のためにもデータを削除することが一般的だったためです。
しかし、コロナ禍で多くの企業が対面での直接的なマーケティング活動を控えることになり、顧客とのリレーションシップを築くべくCRM(顧客関係管理システム)が重要視されるようになりました。同時に、技術革新によりストレージ容量も拡張され、一定のデータを蓄積してもシステムが安定稼働するようになりました。
そういったITソリューションビジネスに携わる中、「社内に蓄積されたデータをもっと上手く使えないか」という声が多く聞こえ始め、「データ活用が当たり前の時代が来る」と考えるようになったのです。そこで一念発起し、データ解析を主軸に長年活動しているD4cへジョインすることに決めました。私のキャリアの集大成になると考えています。
─これまで「データ解析」とは異なる場所でご活躍でしたが、実際に入社されて感じたギャップや、その中で見えてきたご自身の役割について教えてください。
経営データ分析の基礎的な知識はあるつもりでしたが、いざデータ解析の世界に入ってみると想像以上に手法が多様で、その奥深さに驚かされました。そして、それらを案件や現場に応じて使いこなし、お客様のニーズに応えているメンバーの技術力や知識レベルの高さには本当に圧倒されましたね。
そうした高い技術力を持つ組織の中で、私の役割は「高い精度で解析されたデータをどう活かせばビジネスにインパクトを与えられるか」という営業・経営の視点を付け加えることだと考えています。
優れたデータ解析力を持つデータサイエンティストたちが解析に集中できるよう営業面からバックアップしつつ、お客様が抱える課題や導入成果を「数字」で定量的に明確化していく。技術とビジネス視点を繋ぐ架け橋となることが、社内における自分のミッションだと考えています。
とはいえ、すぐに社内に浸透していったわけではなく、時に侃々諤々と互いの持論を戦わせることもありました。それは、互いに真剣に案件と向き合っているからこそです。そういったことを通じて、近年は社内でも定量的に効果を提示することを意識するメンバーが増えていると感じます。
─これまでの業務で、印象に残っているエピソードはありますか。
入社して半年ほど経ったころでしょうか。既存クライアントから高い評価を受けたことから案件の拡大提案を進めていて、メイン担当者とともに営業として訪問することがありました。
そこでクライアント側のご担当者さまといろいろお話しさせていただき、プロセスデザイン力や営業オペレーション力といった私の営業としてのスキルを信頼していただけたと感じたんです。
大手企業は高い技術力を求めることはもちろんですが、安全かつ安定して稼働できる協力企業をお探しになっていることがほとんどです。そこで私は技術力だけでなく、組織力として「技術力+ナレッジ+プロセスデザイン」などお客様からもそれが見える形で提案内容が整えられるようにすることが私の役割だ、と改めて肌で感じたエピソードでしたね。

重要なのは、顧客のメリットとなるビジネスインパクトを提示すること
─ お客様からご信頼をいただけている要因はなんだとお考えですか?
繰り返しになりますが、やはりお客様にとってのビジネスインパクトを提示できていることでしょう。我々は無形商材を取り扱っていますので、データを解析することでどう業務が変わるのか、どうやって事業課題を解決していくのか、起こる変化を鮮明にイメージしていただけるように提示しています。そうした「将来ビジョン」を一緒に目指していける企業であると感じてくださっているのだと思います。
また自社の特長もお伝えしていて、基本的にこの4つは必ず提示しています。
- ・データ解析を主軸とした20年以上の事業・支援実績
- ・幅広い支援フィールドでの大手企業とのお取引実績
- ・200名以上のアナリストが在籍(グループ総計)
- ・アナリストが現場に出向き、丁寧にヒアリングした上で直接提案・支援を実行
自社の特長とは、つまり「お客様がD4cに依頼するメリット」です。
もちろん他にもあるのですが、このようにお客様にとってのメリットをしっかりと提示することで他社との差別化につながりますし、何よりお客様自身がご納得の上、真のパートナーとして私たちを選んでくださる理由になると考えています。
─常にプロフェッショナルとしてビジネスインパクトにこだわっておられる伊藤さんですが、そのモチベーションはどこから湧いて来るのでしょうか?
非常にシンプルで、お客様から受注をいただけることが仕事のやりがいに直結しているからです。
営業という仕事はあまり好まれない方もいらっしゃるようですが、受注していただけた時の喜びは大きいですよ。その喜びを感じるために、時に苦しいことも頑張れるんです。
営業の最もうれしい瞬間は受注した時であり、受注という結果に向かって「何が必要か」を考え、その要素を探り当てていくんです。
特に当社のような無形商材の営業というと、トークや提案書を通じていかに相手によく見せるか、といったテクニックに偏りがちです。ですが、サービスの説明がうまいことも、提案書がわかりやすいことも、すべては受注のため。いかにしてクロージングするか、さらにはクロージングした数をいかにして増やすかにこだわり抜くことこそが、一流の営業だと私は考えています。
常に学び続け、成長したいと考える方へ
─最後に、求職者に向けてメッセージをお願いします。
当社はチャレンジ精神が旺盛な方にぴったりな会社だと感じています。
よくお仕事を探されている中で「これまでやってきたことを生かしたい」とおっしゃる方がいますよね。もちろん、これまでのご経験を生かしていただきたいのですが、生かすだけでは現状維持に留まってしまいます。現在地が頂点である、という方は少ないでしょうから、さらに上を目指して努力したい、学びたい、成長したい、という方にお会いしたいですね。
実際、メンバーについてもそのように考えて前向きにチャレンジしている方が本当に多い会社なんです。きっと仲間を見つけられると思いますよ。
私も、そんな風に前向きに成長できる方と一緒にお仕事をしたいと考えています。
─本日はありがとうございました。
(記事の内容は2026年8月取材時点のものです)




