データフォーシーズ 山内さんへのインタビュー記事 サムネイル画像
2026/10/15
メンバーの声 メンバー

圧倒的な当事者意識で信頼を築く。 データサイエンスの領域を超え、ビジネスの変革を最上流からリードする。

高い専門性を持つメンバーが集まるデータフォーシーズ(以下、D4c)で、「技術をいかにしてビジネスの価値へ変換するか」を模索し続けた山内さん。行き着いたのは、ビジネスの最上流でデータを事業成長の推進力に変える「アーキテクト」という社内初のポジションでした。圧倒的な当事者意識でクライアントの変革へ挑む面白さや、データサイエンスの先にあるキャリア像について語っていただきました。

互いの専門性を認め合い、対等に議論できるフラットな環境

─ はじめに、自己紹介も兼ねてご経歴と現在の職務についてお聞かせください。

大学では情報工学を専攻し、2015年にD4cへ新卒入社しました。現在はアーキテクトとして、主に戦略実行支援の土台となる「データ&AI基盤」の構築を通じて、幅広いクライアントの経営・事業課題解決をご支援しています。

─ D4cのどんな点に魅力を感じられたのでしょうか?

私は学生時代、授業の枠に留まらず自主的に様々な開発に取り組んだり、ウェブエンジニアとしてアルバイトをしたりと、とにかく手を動かして技術に触れる日々を送っていました。就職活動では単にシステムを開発すること自体ではなく、「培った技術力を使ってビジネス課題をどう解決できるか」という視点を重視しており、その中で出会ったのがD4cでした。
当時から「データを価値に変える仕事ができる」点に強く関心を持ったのが入社のきっかけです。選考過程でお会いした役員の方々が会社や仕事について非常に論理的かつ誠実に語ってくださり、「本質と合理性を重んじる透明性の高い組織なら、自分も最大限のパフォーマンスを発揮できる」と確信しました。

─ 入社当時のD4cの印象を教えてください。

物事の本質を深く追求したい知的好奇心の高いメンバーが多く、まるで大学のゼミや研究室のように本気で議論できる環境がとても馴染みやすかったです。
「メンバーそれぞれが異なる専門性を持っていること」を前提にお互いをリスペクトし合っており、年次に関わらず提案内容が合理的であれば意見がしっかり通ります。バックグラウンドの違いを認め合いながら、理にかなった対話を通じて質の高いアウトプットを目指せる文化は、現在に至るまで当社の強みだと実感しています。

「チームの価値を最大化する」視点から生まれたアーキテクト職

─ アーキテクトという職務に就かれた経緯を教えてください。

データサイエンティストとしてキャリアをスタートしましたが、当社のメンバーは皆非常に優秀です。その中で、「優秀な分析・解析結果をどうすれば最も早く、確実にビジネス成果へ繋げられるか。自分自身が最も価値を発揮できる役割は何か?」を考えるようになりました。

データサイエンスの世界では「前処理が8割」とよく言われますが、データサイエンティストがデータ収集や加工に追われていては、ビジネス成果を迅速に出すことはできません。それならば、高度なモデリングやサイエンス領域は専門性の高い仲間に任せ、自分は強みである情報工学を活かしてデータ分析基盤の構築やデータエンジニアリング、データガバナンスの整備に注力しようと考えました。土台を整えて前処理を効率化できれば、チーム全体のアウトプットの質もスピードも跳ね上がります。

こうして「高度な分析とシステム、そしてビジネス(経営課題)を繋ぐハブになる」と決め、基盤関連プロジェクトで知見を重ねていきました。社内でも「この領域なら山内」と認知されるようになり、データサイエンス、エンジニアリング、ビジネスの3軸を融合させる新たなポジションとして「アーキテクト」が誕生しました。私個人の適性やプロジェクトへのアプローチを評価し、新しい役割まで創出・後押ししてくれた会社には深く感謝しています。

─ アーキテクトの具体的な職務内容について教えてください。

クライアントのビジネス課題を特定し、データ活用の全体像(ロードマップ)を描いた上で、分析・解析結果を実際のビジネスインパクトへ変える施策を企画・推進するのが役割です。

一般的なアーキテクトは、要件定義やシステム設計などの上流工程で役割を終えるケースもあります。その中で当社のアーキテクトの大きな特徴は技術的な深い知見をベースにしつつ、経営層や現場の事業部門と深く対話し、実際のシステム実装から現場業務への定着、効果検証までを一気通貫で牽引する点です。構想や設計に留まらず、現場で実際に機能するまで伴走し切ることで、確実な事業成果へ繋げています。

─ データサイエンティストよりも、ビジネス全体を俯瞰する視点が必要なのですね。

おっしゃる通りです。当社ではアーキテクトを「データサイエンティストの先にある専門キャリア」と位置づけています。
データサイエンティスト協会でも「価値創造」「データサイエンス」「データエンジニアリング」といった専門スキルの「融合」が重視されるようになっており、当社でも何よりまず「技術をどう事業成果に変えるか」というビジネス視点を持つことが大前提です。
その上で、個々の専門性をさらに尖らせるためのエキスパートロールが定義されています。高度なサイエンス領域を極めていく【マイスター】、そして私のような【アーキテクト】です。
当社のアーキテクトは、単にサイエンス力・データエンジニアリング力を追求するだけでなく、顧客の課題を解き明かし事業価値へ繋げる『ビジネスコンサルティング力』を掛け合わせている点が大きな特長です。技術とコンサルティング力の双方を武器に、本質的な課題解決を推進する役割を担っています。

─ なるほど。確固たる専門知識にビジネス視点を掛け合わせたのが、D4cのアーキテクトなんですね。

データフォーシーズ 山内さんへのインタビュー記事 取材中の様子

ビジネスの最上流から事業戦略を動かすダイナミズム

─ 山内さんが感じる、このお仕事の魅力はどこにありますか?

私はデータサイエンティスト出身ということもあり、 課題ヒアリングから企画提案、実際の基盤構築、その後の活用促進までを一気通貫で手掛けられる点に魅力を感じています。基盤構築にまで関わることは社内でも多くはありませんが、クライアントの事業戦略や経営課題に直接関わるため、技術をテコにビジネスを動かすダイナミズムを味わうことができます。自分たちの提案と実装によってお客様のビジネスが実際に変化していく過程を見届けられることに、大きなやりがいを感じます。

─ 特に印象に残っているプロジェクトについてお聞かせください。

二つありまして、一つはとあるクライアントの中期経営計画策定支援プロジェクトです。向こう10年間の売上を予測する高度なシミュレーションモデルを構築するというミッションでした。
単なる過去データの延長ではなく、社内各部署の戦略シナリオ(意志)を柔軟に反映できるモデルが求められ、取り扱うデータも膨大でした。途中で要件の高度化に伴い、アーキテクチャを抜本的に再設計・強化する重要な判断を迫られる局面もありましたが、技術的な最適解を導き出し、無事に精度の高い予測モデルを稼働させることができました。最上流の経営課題に対し、技術の力で突破口を切り開いた非常にエキサイティングな挑戦でした。

─ もう一つはどのようなエピソードですか?

ある企業のデータ基盤支援プロジェクトです。当初は特定のマーケティング領域に関する可視化支援からスタートしましたが、ご担当者様が抱える本質的な課題に寄り添い、確実な成果を積み重ねることで、データ活用の価値を感じていただけるようになりました。結果としてプロジェクトの成果が社内で高く評価され、最終的にはグループ全体の経営管理部署のご支援へと拡大することができました。

そのように長く伴走する中で、先方の役員の方から「山内さんはプロパーだと思っていました」と言われたことがあります。外部ベンダーとしてではなく、お客様の企業風土や理念まで深く理解し、同じ視線で課題に向き合えていた証だと感じ、大変光栄に思いました。

「正論」だけでなく「事情」も汲み取る。真のパートナーとしての姿勢

─ それほど深く顧客の信頼を得られる理由は何だとお考えですか?

単に依頼されたものを作る「外部業者」ではなく、顧客のビジネスの成功に責任を持つ「パートナー」として行動しているからだと思います。
例えば、タイトな納期や難易度の高いご要望をいただいた際も、単に「できない」とお断りすることはありません。まずは「本来達成したい真の目的は何か」について徹底的に目線を揃えます。その上で、たとえ自分たちの実装や調整の工数が増えてタフなアプローチになるとしても、クライアント企業全体として最も効率的かつ確実に目的を達成できる道があるなら、それを恐れずに提案し、膝を突き合わせて議論します。目先のやりやすさにとらわれず、相手の全体最適と事業の成功を第一に考え抜く姿勢を大切にしています。

─ 技術的な正論をただ通すのではなく、事業の事情や全体最適を見据えてバランスを取られているのですね。

はい。どれだけ相手の事情に寄り添うとしても、システムの安定性や保守性、セキュリティなど、将来的な事業リスクを回避するために「プロとして妥協してはいけない技術的一線」は確実に存在します。
その際は、単に仕様上のルールとして押し付けるのではなく、「なぜこの設計が必要なのか」「ここを省くと将来どんな事業リスクが生じるのか」を論理的かつ分かりやすくお伝えします。
自らが汗をかくべきところと、品質として絶対に守るべき一線の双方を見極め、お客様のビジネス事情も汲み取りながら共に最適解を着地点として導き出す。この誠実な対話の積み重ねが、深い信頼関係へと繋がっているのだと感じています。

テクノロジーで社会を変える。最上流からの挑戦へ

─ 最後に、求職者の方に向けてメッセージをお願いします。

技術に対する深い理解を持ちながら、「それをいかにして社会やビジネスの課題解決に活かすか」を共にトコトン考えてくれる方をお待ちしています。
当社には、互いの専門性を尊重し合い、チームで大きなバリューを生み出すカルチャーがあります。専門領域は必ずしもデータサイエンスだけに限りません。自身の強みを持ち、「この技術でどう目の前のお客様や社会を良くしていくか」に情熱を注げる仲間と一緒に、未来を切り拓いていきたいですね。

─ 本日はありがとうございました。

(記事の内容は2026年9月取材時点のものです)

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